レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


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父の残したもの

投稿日:2010-11-24

父がコンサートのチケットを一枚残して・・・逝ってしまった。

一緒に行かないかと誘われていたのに、忙しいからとことわった。

父のものを片づけていてふとカレンダーに ドリームホール2時 と

記されているのに気付いた。「あっあの時のだ・・」  しかし

財布にも鞄にもチケットはなく、買わなかったのかなぁと

忘れかけていた。しばらくしてまたぼちぼちと片づけていたら

背広のポケットからチケットがでてきたのだ。 

ジャック・イベールの喜劇舞台用の楽しい曲で始まった。どんな気持ち

で聴くことができるのか見当もつかなかったが、不思議と楽しい曲想のところで

しきりと父のことが思い出された。社交的で明るく楽しいことが大好きだった父。

2曲目は、珍しいライネッケのフルート協奏曲。ソリストが素晴らしく、ロマン派の

数少ないフルート協奏曲を楽しんだ。父は遅れてきたのだろうか?

2楽章のところで私のあたまの右のあたりにふわっと何かが乗っかった感覚をもった。

一緒に聴いた最後の曲は、心の中に深く深くしまいこんだ。

 

ラドゥ・ルプー ピアノリサイタル

投稿日:2010-10-30

待ちに待ったラドゥ・ルプーのリサイタルが・・・

キャンセルになった。

体調が思わしくなく、京都でのコンサートの後、帰国してしまったのだ。

知らなかったので当日あやうくオペラシティまでいくところであった。

もう日本では聴けないかもしれません。残念残念・・・・・。

あきらめない物語2

投稿日:2010-10-28

映画のタイトルではありません。

「ロレンツォのオイル」を観た後に他に究極のあきらめない物語は

ないかなーと考えてみた。私の大好きな映画の中からあげてみると

「Life Is Beautiful」 「Cast Away」 「アポロ13」など、

何が何でもあきらめない究極の姿だ。    そこで思いついた!

ほとんどの映画のストーリーは、<あきらめない>がテーマのようだと・・・

恋愛ものアクションもの冒険、ヒューマン、サイエンス・・・すべてが、最後まで

あきらめない。がんばるのだ!! おはなしだからといってしまえばそれまでですが、 

いかに現実はみなすぐにあきらめてしまうか、ということなのでしょう。

画面を見つめ、その不可能への挑戦や勇気にあこがれ、思わず応援してしまうのだろうか。

家族に早速話しました。「またつまんないこと思いついちゃったー。」 すると・・

「そうそうそれで必ず一度はあきらめかけるんだよ。でもまたがんばるんだよねー」 と

輪をかけて冷めた家族であった。

でも、Life Is BeautifulやCast Awayなどは、素材が珍しく面白いから、何度観ても

感動してしまう。ちなみに今月観た「大奥」はどうかな?うーーん。

日本の武士道精神?から、あきらめないこととは反対に

引き際の美しさとか、潔さなどが感じられましたね。

これを3回目観に行く人を知っています。  <<出演者がみんな美しいからねぇ>>

 

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