今村惇子ピアノ教室
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ブログ
吹奏楽コンサート
投稿日:2012-03-24
春ですねえ〜
桜の花もあと1,2週間で開花でしょうか。待ち遠しいです。
今年も吹奏楽コンサートのお誘いが届きました。
桐光学園吹奏楽部 定期演奏会
2012.3.26(月) 開場17:00 開演17:30
場所:グリーンホール相模大野
プログラム
海の男たちの歌
スパイ大作戦のテーマ
魔女の宅急便
第六の幸福をもたらす宿 etc.
入場無料 ぜひ!お出かけください。
ブラームス 交響曲第1番
投稿日:2012-03-17
小澤征爾さんの本は昔、「僕の音楽武者修行」を読んだことがある。
実に魅力的ですごい人だなぁと・・・度胸と強運とすさまじい努力が
あっての今の小澤さんなのだろう。
「世界のOZAWA!!」 日本人の「誇り!」
であるので、これはもっと聴いておかなくてはと思いブラームスを聴いた。
ドイツ音楽をカラヤンに仕込まれたとのことであるので。
第1楽章冒頭ティンパニで前進していくエネルギーが素晴らしく、
ライブのようだと皆が口ぐちに言っておられるので楽しみだ。
n??n しかし・・・最初のCの音がほんの少しだが高い・・
これはハ短調??であるはずだが、その色がない・・E♭も輝いているかんじだ。
そうか〜ピッチが高いのだ。 カラヤンが高めのピッチをとることは知っていたが
小澤さんもであったかー(弟子であるから当然か!)
う〜ん・・・ブラームスのこの第1番は、ベートーヴェンの第10番と言われるくらいに
本人の過剰な意識と厳粛な作曲態度が感じられる。
作曲期間20年という歳月が、それを物語っている。
決してベートーヴェンに対抗するのではなく、自分が継承していかれるのだろうか、
そして多少おびえながらも確実に強い意志をもって歩みをすすめ、越えていこうと
しているのが冒頭の音楽であると思う。このCは、決意のCだ。
カラヤンを聴いてみるとやはり高かった。たぶん444くらい?
現在もアメリカのオケが440、日本が442、ヨーロッパが440〜444だろうか?
カール・ベームの伝説の1975年ライブのDVDを聴いてみよう。ブラームスが入っている。
高揚感や爽快感が音楽の本質だろうか。
ピッチを高くとらなくても情熱は伝わるはずなのだが・・・。
小澤征爾さんと、音楽について話をする/村上春樹
投稿日:2012-03-14
2012.3.7
小澤征爾さんが体力回復のため、1年間の休養をとられると発表がありました。
食道ガンを克服され、復活コンサートも行われました。
1月に天皇皇后両陛下の御前で30分だけ指揮をされましたが、体力の消耗が激しく
その後のオペラ「蝶々夫人」はやむなくキャンセルとなりました。
新年に是非読みたいと買ってあった本
「小澤征爾さんと、音楽について話をする」 をやっと手にとることができた。
〜始めに〜から、村上春樹さんの珠玉のことば
小澤さんが癌に冒されたことは、音楽界にとっても僕にとっても (そして
もちろんご本人にとっても)まことに心痛む事件だったが、こうして音楽について
腰を据えてじっくり語れる時間が生まれたことは、それによってもたらされた数少ない
「良き側面」のひとつだったかもしれない。英語の表現にあるように、
どんな暗雲の裏も日に輝いている。
そしてインタビューというよりは、お二人の語らいという様子ですすんでいく。
村上春樹さんの音楽通には驚くばかりで、ど〜んだけレコードからCDまで
持っておられるのか!と思う。
またコンサートのこともよく覚えていらっしゃる。本当にすごい!!!
小澤さんの師匠であるカラヤン、バーンスタインの話。オケの話。
グールド、内田光子、ゼルキンなどピアニストのこと。題名の通り
音楽の話がもりだくさん(^v^)
そしてまたまた春樹さんの〜始めに〜から、小澤さんへの言葉
小澤さんが少しでも長く、少しでも多く、「良き音楽」をこの世界に与え続けて
くれることを、僕は心から希望している。「良き音楽」は愛と同じように、いくら
たくさんあっても、多すぎるということはないのだから。そしてそれを大事な燃料
として取り込み、生きるための意欲をチャージしている人々が、
この世界には数えきれないほどたくさんいるのだから。
私もそのうちのひとりです。 ご回復され復活される日を心から願っています。
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