天気がよく穏やかなお正月でした。

しかしこの頃はとても寒い日々が続いています。春が待ちどおしい・・

この正月は映画館に通い、家でも毎晩のように上映会でした。

一番の感動作は　なんといっても　「レ・ミゼラブル」　

あのミュージカルの映画化で歌のところも完全に同時撮影だそう。

みんな歌うまいのでびっくりした。ほんとに迫力があった。

ガンバルジャン・・んん・・ジャンバルジャン役の俳優はもともとミュージカルスター

だそうだ。納得である。

最初、肩まで水につかった囚人たちが大きな船を引っ張るシーン

巨大スクリーンにそれが現れた時は、す〜ごいなぁと思った。

やっぱり映画館で観ると迫力が違う！！

まだ上映しているなら是非もう一度観たいと思う。

家では、お正月からほぼ日付が替わる時間帯はオペラのＤＶＤ上映会が続いている。

さすがにそろそろ寝不足と首の痛みが耐えられなくなってきた。

Tomoが勉強のため？に次々とオペラのＤＶＤを買うので、夜の上映会は私たちの

最上の楽しみになっているのだ。　　それにときどき大好きなシャーロックも入ります。

来る１２月２３日（日）　銀座にてコンサートがあります。

声楽　　　吉崎恒子

フルート　井上邦子

古箏　　　沈　莉卓

馬頭琴　 金　満達

ピアノ　　今村惇子

ＪＲ有楽町マリオン向かい

ニュートーキョー本店　　午後２時開演

ご招待券がございます。　

ご希望の方、どうぞご連絡ください。

＊中国の箏　モンゴルの馬頭琴ともに素晴らしい

名手です。　　お楽しみください。

東京オペラシティコンサートホールにて

クリスチャン・ツィメルマンを聴いた。

「版画」に始まった前半のドビュッシー

響きの美しさ、和声のうつろい、ニュアンス

すべてにおいてこの上なく素晴らしい・・・ＨＯ〜

ほんとにこの世のものとは思えない時と空間でした。

実際もうＣＤでドビュッシーは聴かなくてもいいと思えるくらいに

わすれることのできない音楽になりました。

往年のリヒテル以来の感動かも・・・

明日12日最後のすみだトリフォニーも行きたかったが、

今日最後のチケットを販売していたのでもう残りはないだろう。

ただこの響きは、ここオペラシティホールの音場（残響、倍音）

と多分ツィメルマンが運び込んだであろうＰＩＡＮＯと繊細な芸術家によって

奇跡的に生まれたように思われる。それともしかしたら、

今のこの乾燥した季節も響きには良い影響があったのかもしれない。

などなどいろいろ考えたくなるくらい、それはそれは美しかった。

あの　パゴダ　雨の庭　帆　沈める寺　は再び聴くことがあるだろうか・・