レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


ブログ

チェンバロの魅力

投稿日:2013-03-25

ローランドの電子チェンバロがきました。

姿かたちがとても愛らしいのですが、なんといっても中身です。

フランスの名器「ブランシェ」からのサンプリング

フレンチとフレミッシュのチェンバロ、フォルテピアノ、オルガン

それからほんとに可愛らしいチェレスタも再現できます。

音律も平均律、ヴェルクマイスター、キルンベルガー、ミーントーン

などの古典調律が内蔵され、勿論ピッチも他の楽器にあわせることが可能です。

本当に優れモノ!!ローランドの総力を結集しこの価格ではもとが

とれないといわれています。(すぐに信じてしまう私です・・)ほんとかな??

ヴェルクマイスターでフレミッシュを弾くのがお気に入りです。

バッハの平均律を毎日数曲選んで弾くのが楽しい。ピアノはその楽器のもつ

表現力が多彩すぎて、対位法を弾くと自分の至らなさにフラストレーションがたまります。

チェンバロですと音の強弱ができない分、テーマの入りやその他のニュアンスに気を配って

弾けば割合と気楽にできるのです。ピアノだとテヌートスタッカートに弾くところも

なめらかに奏しても自然とそうなるわけです。

バッハの「平均律」のこの平均律と訳された題名は、ずっと議論が続いている。

12平均律のことではなく、「よく調律された」とか「よく調を整えられた曲集」といわれている。

ヴェルクマイスターも全調での演奏が可能であるが、バッハの時代正確な調律は余程

難しかったらしく、この平均律をC調はよいが嬰ハや変ロなどの調性で弾くとずいぶん

違和感があり気持ち悪かったのだろう。そのため嬰ハ長調などはそれをカバーすべく

速くて楽しい曲調をバッハが選んだのだろうとまでいわれている。

純正調の長3度は本当に美しいと思う。

ベートーヴェンやショパンもヴェルクマイスターの音律で作曲していたのだから、

古典調律のフォルテピアノなどの古典楽器で演奏されることは意味深いと思う。

 

恩師の言葉 「ベートーヴェンのソナタを毎日一曲ずつ弾きなさい 本を読むように

ベートーヴェンの生涯が日記のようにつづられているのだから」 と

なかなか果たせないでいるが、バッハの平均律は毎日楽しんでいる。

平均律は、旧約聖書

ベートーヴェンのソナタは、新約聖書と言われています。

ソルフェージュ教室

投稿日:2013-03-15

こどものソルフェージュ教室を始めます。

 

昨年より4、5歳児が増え、元気でかわいい子どもたちの

レッスンを行っています。 教材もいろいろと買い、検討した結果

絵おんぷ、色おんぷ、おんぷカード、リズムうちなど

試してみてなかなかよいものが見つかりました。

小さな幼児を教えるのは大変・・・と思っていましたが、

とても楽しく、ひとりひとりの個性を見きわめて可能性を最大に

伸ばせるように工夫してお教えしていきたいと思っています。

こんなに楽しいのは、たぶん私の中にいまだ子どもの感覚が

残っているせいだと思う。幼少時よりいつも自分より幼い子供の

遊び相手をしていた。いとこの中でも私と兄が一番年上なので

いつも遊びを工夫して年下の子たちとはしゃいでいた。その名残のようだ。

 

南大沢にある「英語坊」という英語塾にお世話になっています。 私にとって

最後の砦と思い絶対継続する覚悟で頑張っています。というのも、ここの

英語クラスはカードを使いゲーム感覚で楽しく繰り返し学習させてもらえる

教室なのです。本当にあっという間に時間がすぎて、次の一週間後が

待ち遠しくなります。 お子様のクラスもあります!!

 

こどもソルフェージュ教室も楽しくたくさんのことが習えるクラスに

していきたいです。

Voce pulita   「純粋で無垢な美しさの声という意味 」

 

ソルフェージュ教室のご案内

 

声のこと

投稿日:2013-02-24

国立音大の音楽教育の学生が声の周波数をグラフで

表して説明してくれた。波の形でその人の声の特性がわかる。

息漏れしている、雑音が入っている・・・そしていわゆる密度の濃い

美声、人が心地よいと感じる周波数の声など・・・

声は本当に不思議だ。皆違う。個性的。それは顔の形がちがうのと一緒だろう。

声帯、共鳴腔、口、鼻、喉、肺、身体全体みなそれぞれ違うのだから。

 

児童合唱でお腹を押して勢いよく声帯に息をぶつけて大きな声を

出すという指導で、子どもの声がでなくなってしまった。

いたるところ都内の音声の病院で診ていただいたが、原因が

わからない。声帯の写真もとったがさほど問題はなかった。

どのような状態かというと手でのどぼとけのあたりをちょっとでよいから

押してみてください。子どもは手で押さえなくても常にこの状態になっていたのです。

歌うことはおろか話すことさえきつく、いつも気持ちが悪く苦しかった。

最後に渋谷の米山先生を訪ねた時、(やはり原因はわからなかったのだが)

とにかく子どものときにむりやり大きな声で歌ったり、どなったりしないほうが

よいのです。日本の学校教育での歌唱指導は戦後からずっと間違っています。

あなたがたが変えていってほしいと・・・ハァ~そう言われても・・

そして治療ではなく、延々一時間半にわたってその説明をしてくださいました。

 

Tomoを救ってくださったのは、目黒にあるボイスケアサロンの會田茂樹先生でした。

すぐに先生は、喉頭の位置がなかに入り込んでいるのを見つけ施術が開始されました。

月に2回のペースで半年~1年で、随分とよくなったのです。本当にありがたかったです。

 

のどにある筋肉や神経は自分でコントロールできないところが多くあるので、

メンタルな部分が非常に大切であると思う。

過緊張発声にならないように気をつけなくてはいけない。

上半身を上下させて、首や喉に力が入る腹筋運動もしない方がよい。(喉のためには)

歌では直腹筋ではなくて腹斜筋を働かせるらしい。

 

長々と書いてしまいましたが・・・そこで!!

4月より子どものソルフェージュ教室を開講いたします。

やさしく無理なく綺麗な声で童謡を歌ったり、リズム練習、

絵おんぷからはじまり読譜ができるようになるまで、そして

もちろんピアノ演奏も!最初は1本指から始めます。

 

詳細は近々掲載します。

ご興味のあります方はどうぞご連絡ください。  

 

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