今村惇子ピアノ教室
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ブログ
7/4の発表会中止のお知らせ
投稿日:2020-05-14
とても残念なことですが、発表会の中止をお知らせします。
コロナの影響により、レッスンができないのですから
発表会は無理であろうとは思っていました。
このたび、杜のホールはしもとの8/31までの使用停止が
正式に決まり、お知らせがきました。
2021年にはきっと発表会を開催できますでしょう。
そろそろ緊急事態宣言の解除もありそうです。また
ピアノレッスン再開しましょう!!
愛宕教室はレッスン室がふたつできました。
今まだお試しですが、そのふたつのレッスン室を
それぞれ繋ぐオンラインレッスンを
高校生以上の生徒さんと始めます。
たぶん6月から、通常のレッスンができそうですね。
また皆様にはご連絡いたします。 (*'▽')
コロナウイルス
投稿日:2020-03-13
生徒の皆様 保護者の皆様へ
半月があっという間に経ってしまいましたが
皆さんどのように過ごされましたか?
田舎のおじいちゃんおばあちゃんのところに
行ってる人もいるかなあ。だといいですね。
心配な感染症のことですが、やはり学校が
始まってから、こちらも開講することに決めました。
4月のいつ頃になるか5月になってしまうのか
まだわかりません。もしかするとピークが5月になるかもという
予想も耳にしました。困ったことですね。
予定されている発表会の会場に問い合わせたところ
パルテノン多摩と違って、延期が一度も出来ません。
なのでもうしばらく様子を見ます。
これから先、会場の方から使用が禁止と
なるかもしれません。
生徒のみなさんはそれぞれ発表会の候補曲が1曲、
仕上がっているところだと思います。それと新しい曲に挑戦して
どちらかを発表会で披露することですすめてきました。
学校が始まり次第、レッスンもはじめますが生徒さん方には
この2曲をしっかり練習しておいてください。
新年度のスケジュールを決めたいと思います。
第2希望まで書いてメールにてお知らせください。
愛宕教室の場合で考えてください。(愛宕教室は駅から8分)
第1希望 水曜(16:00〜18:30)のようにできるだけ
幅を持たせて書いていただけるとありがたいです。
3/28(土)までにお願いします。
早くウイルス感染が終わることを願っています。
みんなまた元気に会いましょう。
今村惇子
ブラームス
投稿日:2020-03-05
ブラームスに戻ります。
やっと時間がとれるようになりましたので。
さてラプソディー1番ですが、
冒頭フェリックスを呼ぶFisの高い響きから、
下へ下へと転がり落ちていく旋律は、フェリックスへの届かぬ思いのよう。
何度も上へ跳躍を試みるが、また落ちていってしまう。ここは転調も
目まぐるしく、ロ短調、ニ短調、イ短調、ヘ短調、嬰へ短調と移りかわり
低い低い下のFisに着地する。
続く第二主題は子守歌のようなニ短調で始まります。
優しく、童謡のようでいてどこか物悲しい・・・
この旋律の始まりの3つの音は、ら〜れ〜み〜ですが、
これを前出のアナグラムにあてはめるとA-D-E-となります。
ADE アデーはドイツ語の古語で「さようなら」を表します。
英語のSee You.の「またね。また会いましょう」の感じではなくて
永遠に会えなくなるかもしれない・・さようなら・・なのです。
もしかしてブラームスがその言葉を込めていたとしたら、
本当に涙なくしては弾けない旋律です。
その後第一主題が再現されてADEの6度上のFis-H-Cisが導きだされて
主音H上、属和音で提示部が閉じられます。
ロンドソナタ形式のCにあたる展開部は
なお一層美しい4声(見た目は3声)で書かれています。
ソプラノがFisの属音保持。(鐘の音か?といわれているが、私は天使の歌声の
ように聞こえます。天使がフェリックスをよんでいるかのよう・・)
アルトは、先ほどの#ふぁ〜し〜#ど〜から #れ〜み〜と続いて
この世のものとは思われないくらいに美しいロ長調の旋律を紡ぎだします。
テノールは、その旋律の3度間の対旋律を形成し一緒に歌いあげ、
バスは主音の支え。完璧な構造でありながら、フェリックスへの想いに
満ち溢れている。素晴らしいです。
提示部がそっくり再現されて最後のコーダ。
低い低い声でアデー「さようなら」の旋律が歌われます。これは
ほかならないブラームスの声でしょう。
そして天国へ祈りをささげるかのように最後はBメイジャーの和音で
静かに消えてゆくのです。
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