ピアノ教室コンセール・イグレック♪
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ブログ
〜教室の風景〜生徒mamaとのお喋り
投稿日:2010-06-20
エッセイ:楽しかったさくらんぼ狩り
投稿日:2010-06-17
こないだの金曜日、音楽家仲間で山梨へさくらんぼ狩りに出かけました。
この{狩り}シリーズ、1〜2月の苺に始まってブルーベリー、林檎、ぶどう、梨、みかんetc. 何でもアリで、音頭取りはいつも名フィルオーボエ奏者の山本直人さん。
私は久々にお休みのとれる日程でしたし、大のフルーツ好きなので早速参加するぞ、と当日をわくわく楽しみにしていました。
帰りは皆の仕事の都合で三々五々解散でしたが、今回はこの山本さんの他に以前ホームコンサートでもご一緒させて頂いたコントラバスの青山さんと、初めてお会いするヴァイオリンの今泉さん、また一昨年のサクランボ狩りでお目にかかったマダムMiki。・・・
到着して農園の前でひとしきり説明を受けたあと、さっそく樹に上って、食べた、食べた。
真っ赤に染まったさくらんぼ、見ていてもとってもかわいいです。
みんなでどの位食べたかしら?佐藤錦の樹なんてグループ占め。
まぁ、一番手は音頭取りの山本さんだと思いますが、私も最後のほうは手を少し休憩しては又「美味しい!」の連続。最近では時期的になかなか参加出来なくなってしまいましたが、久能山石垣苺狩りでは100個以上何個いくかを2人で競った?こともあります。!(^^)!
(ちなみにこの山本直人氏と12月にクリスマスコンサートをすることに
なりました。詳しくは後日イベント欄にて発表します。お楽しみに!)
今年は例年よりやや遅めということで、ほぼ最盛期の美味しいさくらんぼを堪能しました!。その後マダムMikiの別荘に立ち寄らせていただき、バーベキューをご馳走になりました。新緑を見ながらの素敵なベランダでわいわいおしゃべりしながら炭火焼を、また夕方ご主人が戻られると赤ワインが開けられ、まったり気分最高です。
屈託ないおしゃべりに、いつの間にかピアノとチェロの音楽の語らいが始まり、夜が更けました。朝は美しいお庭の優雅なお散歩、鶯やかっこうなど大好きな小鳥たちのさえずりのなか、芯からリラックス、あっという間の素敵なひとときでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて翌日曜日は、今夏コンクール参加の生徒たちが集まって、試演会。
ピアノ室を玄関口まで明け渡して、椅子を並べる。
この部屋に10名以上も集まればかなりの緊迫感で、これは当日本番以上の集中力が必要か?と思いますが、何よりこういった会をやるとなると、皆の仕上げ度が格段にアップするので開催の意味があるかなと思っています。
今回は10名のうち7名がみんなの前で披露しました。終わって皆で茶話会。ピアノは日頃個人レッスンなので、こういうところでいろんなおしゃべりを通してお友だちになれるといいですね。
ほかにも、この間を縫って急にもちあがった車の買替えなるか?の話題で、試乗など車屋さんに奔走。・・・大わらわだった週末でもありました。(*^^)v
〜教室の風景〜先輩からの贈りもの
投稿日:2010-06-12
コンセール・イグレック生徒の先輩であるMiokaさんから、
後輩の皆さんへ次のようなメッセージの贈りものを受け取りました。
今年もコンクールに向けてがんばっている皆さんに、
少しでも参考になればいいなと思います。 黒田
☆コンクール直前の過ごし方☆
1、はじめに
こんにちは♪
これから「コンクール直前の過ごし方」について僭越ながら少しだけお話しさせていただきたいと思います。
と、その前に、軽く自己紹介をしておきたいと思います*(主にコンクール経歴です)
私は小学校3年生からコンクールに出場するようになりました。初めての出場したコンクールはヤマハピアノフェスティバルでした。それからは、大学1年生まで受験シーズンを除きほぼ毎年コンクールに出場していました。
小3:ヤマハピアノフェスティバル(以下ヤマハ)
小4:ピティナピアノコンペティション・ヤマハ・日本ピアノ教育連盟オーディション(以下教育連盟)・春日井市音楽コンクール(以下春日井)
小5:ピティナ・ヤマハ・教育連盟・春日井・江南市音楽コンクール(以下江南)
小6:ピティナ・教育連盟・ショパンコンクールin Asia・ヤマハ・春日井・江南
中1:ピティナ・ヤマハ・教育連盟
中2:ピティナ・ヤマハ・教育連盟・ショパンコンクールin Asia
中3:「協奏曲の夕べ」出演(モーツァルト:ピアノコンチェルト第23番)・教育連盟・ショパンコンクールin Asia
高1:ピティナ・東三河PTC
高2:ピティナ・東三河PTC
高3:大学受験準備期間
大1:ピティナ
...ざっとこのような経歴となっています。今思えば出すぎですね(笑)
この経験が少しでも、これからコンクールに出られる皆さんのお役に立てたらと思います。
それでは、少し期間が長いので、「小学生」「中学生」「高校生〜」に分けてお話したいと思います。
2、年代別コンクール期間の過ごし方
@小学生
コンクールに出るために、たくさん練習していることと思います。練習って大変ですよね(>_<)嫌になるときだってあると思います。(私は練習が大嫌いでした...;)
でも、普段着ないかわいいドレスを着て、舞台に立って、いつもより大きなピアノを弾けると思ったら嬉しくて(*^^*)。もちろん緊張はしますが、本番をいつも楽しんでいました。
コンクールで新しいお友達が出来たりもして、本番前に少しお話しすることによって緊張を和らげたりしてました。
小学生の皆さんは、まだ気負わずコンクールを楽しんでいただけたらな*と思います。
コンクールは楽しむに限ります♪(ただ、本番を楽しむためにちゃんと毎日練習してくださいね☆)
A中学生
この頃になると、少なくとも私は本番当日や演奏中に邪念が入るようになってしまいました。邪念というのは、例えば、賞が欲しいな、とかいつもより上手に弾きたいなとかです。
演奏中には、日々のレッスンで先生に教えていただいたことを全て気をつけようとして、曲のおわりが見えないだらだらとした、かつ縮こまった演奏をしたり、考えすぎて頭が真っ白になって大失敗したりしたこともありました。
本番はいつもの練習環境とは格段に違うので、今までで1番上手く弾けた♪というときもあります。でもやはり、普段のレッスンで教えていただいたことを自分のものにしないまま、本番だけ気をつけようと思っても、それは難しいことです。
私のように大失敗...なんてそんな部分は参考にしてほしくないところです;
B高校生〜
うーん、この頃大変だったのは、「練習時間がない!」ということでした。コンクール当日はもうはらはらドキドキでした;(なぜならば、絶対的な練習時間が足りなかったからです><)
時間は作りましょう♪ 以上です。
3、本当に直前の過ごし方(@AB共通)
出番の前、舞台そでなどでは、楽譜をみながら真剣に指を動かしていたりする人が目立ちます。どんな方法にしても、自分の世界に入るのは良いことだと思います。
例えば、楽譜はお守り代わりに持っているだけで内容は見ない、イヤホンをしてこれから演奏する曲を聴いている、楽譜をひろげてひたすら練習、いろいろな方法があると思います。これは人それぞれ違ってくると思いますので、自分に合った過ごし方を見つけてください。
関係はあまりありませんが、コンクールの時に持参していたグッズを参考までに*
・手袋...手が冷えないように
・カイロ...上に同じ
・ハンカチ...手を温めすぎると今度は逆に手汗が(・_・;)
・スポンジ素材のぬいぐるみ...これをむにむにしてた時はなぜかうまくいきました(信じないでください;)
・勉強道具...待ち時間暇なので、って関係ありませんね^_^;
4、おわりに
ここまで、つらつらと述べてきましたが、私自身は練習が嫌いでした。泣きながら練習していた時期もあります。
しかし、今振り返ってみると、練習したな*と思えるときは自然に結果がついて来たように思います。今更ながら、練習の大切さを感じています。(...非常に遅い発見ですね;)
そして、この日々の練習というのは、練習時間が先立つものではないことを知っておいていただきたいです。(短時間でOKと言っているわけではありません) 先生に教えていただいたこと、自分でCDを聞いたり、本を読んだりして研究したことを自分でこうだ!と思うまで弾いてみるのです。
最後に、私が一番伝えたいことを書いて終わりにしたいと思います。
先生から教えていただいたことをやる、のではなく自分から積極的に練習してください。それには、上手になりたい、きれいに演奏したい等の単純な気持ちさえあれば十分です。
そして、コンクールに出場すること、そのためにたくさんの時間をかけて練習することといった経験は、決して無駄にはなりません。目標に向かってまっすぐ頑張る姿勢、チャレンジ精神が培われます。これはピアノ以外でも活かすことができます。今、私はコンクールで培ったチャレンジ精神を活かして大学で学生法律討論会に参加したりしています。
このように、コンクールに出場するという経験は、いろいろな形で自分にとってプラスに働きます。出場するからには悔いが残らないように。
がんばってください。応援しています* Mioka
♪ぬいぐるみのような柔らかいものをさわっている感触ってピアノのタッチにもつながりますし、気もちもおちつくかもしれませんね。
また先生は曲といつも誠実に向きあえることが大切だと思います。
曲と仲良くなれるために、曲のイメージを絵にかいたり、文章や言葉を合わせてみたり、楽譜に色をつけてみるのもいいですね。
中高生になったら曲が書かれた背景や作曲家の生涯をざっと調べてみたりして、自分なりに作曲家や楽譜にもっと深く入りこめるようなアプローチを試みるのも大切なことでしょう。
そうして自分の演奏する曲の表現したいことを明確にしてゆくこと、
自分と曲との関係を密にしてゆくことが集中力にもつながり、周りへの不必要な関心を排除してゆくことにもなると思います。
そうして努力を積み重ねることによって、かならず結果はついてくるでしょう。Miokaさんとも話しましたが、「結果はあとからついてくるもの」なのです。
曲への愛情を忘れずに、しっかりと準備してゆきましょうね。 黒田ゆか
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