ピアノ教室コンセール・イグレック♪
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ブログ
こころ静めて・・・
投稿日:2011-03-14
東日本大震災。・・・気仙沼の津波の映像。
みるみる海水が押し寄せ、あっという間に海水に呑み込まれ、車がまるでおもちゃのように流され、そのうち町全体が海と化し、家が丸ごと押し流され、丸呑みの状態になってゆく。その有りさまを呆然と眺め、それでもやむなく高いほう、高いほうへと足をやる。
自分がその当人としたら、いったい何を思うだろう。
自然の脅威に打ち震え、うちひしがれ、それでも尚そこに立っている自分、安全なほうへと向かう自分。生きようとする力。
自分が先ほどまで暮らしていた空間、その町が一瞬にして崩壊するさまを眼前にするだけでも残酷としか云いようがないことなのに、前を向き、生きてゆかなければならない。
そしてそのダメージだけでもただならぬのに、余震がひき続き起こり、まだ津波がくる可能性のある中、そこからプラスへ考えられる要素がない。
とっさの気力がどこまで続くのか、メンタルの面でも忍びない。
震災、火災はじめ水害などの大きな災害に遭遇したことのない自分に、この未曽有の災害で被災の方々に容易にかけられる言葉などあるだろうか。被災地にご家族、ご親戚をおもちの方、本当に不安なことと察します。
また東京、横浜など中枢部も、交通網のトラブルなどたいへんな事態のよう。そんな中なおも地震が続き、これからいろんなストレスが蓄積されてゆくと思われる。友人、知人も多く案じられるが、ただでも電波障害が考えられる。おちつくまで連絡は控えるほうが賢明だろう。
このところのこういった地球規模的な自然災害には、ほんとうに胸が詰まる思い。成るべくして成った、としか言いようがないものの、遠くにあっては何も力になれる術がない。
その事態にあって自分なら、一体どうするだろう。
こうしたシュミレーション的発想は必要なのだろう。
日本の片側が大きく揺らいでいる中、何事もなかった私たちには、日々の仕事ができることに感謝し、毎日を真剣に生きるしかなす術がない。
こころして今朝も芸文の図書館で借りてきた、廃刊になっている音楽の研究書に目を通し、気もちを静めている。
昨日は出ついでに、名古屋市美術館での「ゴッホ展」にも出かけた。
そのパリ時代の行動から気性の激しさが優先してしまうゴッホだが、有名な「自画像」「糸杉に囲まれた果樹園」「アルルの寝室」や「タマネギの皿のある風景」など、すごく優しく穏やかな筆致でこころ打たれた。
じつはとても繊細でやさしさを秘めたひとだったのだろう。
またゴッホの絵には、音がない。
鳥の声や風の音はあるのだが、音楽は聴こえてこない。
私はいつもゴッホの絵をみるにつけそう思い、はっとするのだ。
日常の一瞬を見事に抉り、その光景や静物が宿す声なき声を描いているかのようである。
帰宅すると、昨年の発表会で「月の光」を弾いて以来大学受験でピアノレッスンをお休みしていた生徒からメール。東京藝術大学の芸術学科(美術学部)に合格、とのこと。まぁ、なんて素敵なんでしょう!
私が生まれ変わったらなりたい職業No.1は、美術学芸員。
芸術的センスもよく、几帳面で粘り強い彼女ならではの快挙。
滅入りそうなニュースのなかで、素敵な春の知らせでした。
つかの間のTOKYO
投稿日:2011-03-03
3月1日東京で開かれた「ピティナコンペティション課題曲セミナー」に出かけてきました。
会場は400名満席の参加者で埋めつくされ、審査員の先生方は全国から全員ご集合(!!)らしく、地元でいつもお世話頂いている長谷川淳先生にも久しぶりにお目にかかることができました。
今年は発表会が2カ月後ですので、このコンペ参加の生徒たちにとっては「発表会の曲=ピティナ課題」となるため、私もすこし責任を感じ、先陣切って課題曲についての情報をゲットしてきた次第です。
これから名古屋はじめ各地で課題曲セミナーはあるのですが、2時間で全曲を語るにはあまりに無理があるというところ。そこのところをこの東京セミナーでは、各時代スタイルに対して80分強。10:45〜に始まり、終演は17:45の予定を大幅に圧して、18:20を過ぎていました。
こんなに長い授業を受けたのは、必修科目の多かった大学1年生以来?かも。
先月21日に課題曲要項を受け取ったその日に楽譜屋さんに走り、今回私の生徒たちが該当するA1級からF級までざっと60曲ほどの課題曲に目を通し、すでに皆には楽譜も渡してあるので、さっそく今週のレッスンから仕込みに入る次第。
さてこの日のことを少し。
朝9:00くらいに新橋に着いたので、そこから徒歩で築地市場へ。何度も道を尋ねて、Panasonicや電通などのモダンなビル群を歩いてゆく。
ビル群の一角に築地場外市場。1時間ほど市場を練り歩き、シューマイやたまご焼きなど食べ歩いた後、回転寿司に!石カレイやのどぐろ、だいすきな赤貝のヒモetc.・・・、絶品でした。
お昼は移動の時間もなく、全員がピティナが用意して下さったお弁当。
会場で隣席の方とおしゃべり。・・・
「朝早く着いたのでさっき築地市場でお寿司屋さんに行って来ました。」と話すと、浦安のディズニーランドの近くにお住まいだというその先生、「私、長いこと東京にいますのにまだ行ったことないんですよ。」と。
そんなものかもしれませんね。
私もあまり大須のこととか知らないですし。!(^^)!
さて、7時間半も勉強したのだから、あ・そ・ば・な・きゃ!
というわけで、きょうの仕上げはお台場の<ヴィーナス・フォート>。
「汐留」駅からゆりかもめに乗って「青海」へ。今からなら1時間はステイできる。ま、こういうところがわたしくし流、か。・・・
晴れていたら車窓からのお台場の夜景も、スカッと見れたかな。
<ヴィーナス・フォート>のなかは、あたたかい。
素敵なイルミネーションに癒され、「Folli Follie」の思いっきり可愛い春色コレクションを店員さんと楽しみ、帰途につく。23:30帰宅。
あわただしくも楽しいTokyoステイでした。
やはり曲に取り組むのに一番肝心なのは、最初の譜読みの段での正確さとイマジネーションと思う。
さて、これから生徒たちと集中した夏に向けてのスタートだ。
五箇山とイチゴ狩り
投稿日:2011-03-03
なんだか、あっという間に2月が過ぎてしまいました。
たった3日少ないだけなのに、はや〜い感じです。
インフルエンザで欠席者が目だち、生徒からのスケジュール変更が相次いだ2月でしたが、風邪もひかず元気に過ごせられたのはラッキーかな?!
3連休に出かけた五箇山での雪のスナップです。
こきりこの祭り道具が飾られた或るお宅の玄関先。
菅沼集落では日が差して、きれいな写真になりました。
月末には久能山のイチゴ狩り。・・・このイチゴツァー、大の果物好きの私は、3年ぶりの参加でとても楽しみにしていたもの。
ぜったい100個は軽くいくよ〜、って言っていましたが、今回は特大サイズの美味しいイチゴで75個止まり。(?_?)
このツァーの音頭を取っているオーボエの山本直人氏は軽く130くらいは行ってました。
うん、口惜しィ〜。。。
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