レッスン楽器


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向山敦子ピアノ教室


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アンナ・カレーニナ

投稿日:2014-12-09

英語に慣れるために洋画を英語字幕で

楽しんでいる・・・・う〜ん・・・じゃなくて

だいぶ苦しんでいる・・・かなあ?

最初はホント!アクセントのついた母音だけが

飛んでいくように聞こえたが、2回目になると

少し聞こえてくるようになる。あんまり、一時停止を

使うので、リモコンがこわれそうです・・ハハ。まずは

大好きな作家・ヘミングウェイの「武器よさらば」

そして「アンナ・カレーニナ」 

アンナとこどもとの会話は聴きとりやすい。

ちょうどそのくらいの英語力ということかな。だったら

練習にはディズニー映画がいいかもしれないけど

でも物語に飽きてしまうんだなぁ〜。

アンナ・カレーニナは、グレタ・ガルボのと

ヴィヴィアン・リーの、そして劇場でキーラ・ナイトレイを観た。

場面設定が面白くて劇中劇のように繰り広げられる。

映像も豪華で本当に美しさきわみなのだが、

アンナ役のキーラ・ナイトレイが・・・どうかな?

やっぱり野性味あふれる冒険ものや

そうパイレーツ・オブ・カリビヤンがぴったりで

ちょっとアンナというかんじはしなかった。

グレタ・ガルボがきまる。美しくやるせない・・

しかしこの映画はなんとしたことか!!物語の半分で

終わりにしてしまうのである。何か事情があったのかも

しれないが・・これはないでしょう・・という感じ。

ヴィヴィアン・リーは、たぶん最初からこういう人とは

結婚しないだろうというお顔と性格なので、やはり

アンナにはグレタ・ガルボが超ふさわしい(*^^)v

まだほかの女優さんでも映画化されているから

これから発掘してみる。

まずはソフィー・マルソーから!§^。^§




スタンディングオベーション

投稿日:2014-12-07

最近行ったコンサートとバレエは両方共

拍手喝采!スタンディングオベーションだった。

私も大興奮で立ち上がり、頭上で拍手喝采!

ヌッチはその賞賛にこたえるようにアンコールも

たくさん歌ってくれた。最後にもう一度

最初に歌われたセビリャの理髪師を歌ってくれて

とうとうお開きとなった。

ボリショイ・バレエ団公演 「ドンキホーテ」

キトリのマリーヤ・アレクサンドロワもバジルの

ラントーラフも共に素晴らしく、やはり何度も何度もの

カーテンコールとなった。東京文化会館大ホール

ほぼ満員でほぼ全員のスタンディングオベーション

それはそれはすごかった!どよめく感じ・・

マリーヤも感動で顔をおおっていた。故障からの

復帰だったので、なおさらうれしかったのでしょう。

本当に素晴らしかった・・・。


ペダルのこと

投稿日:2014-11-27

ベートーヴェンのソナタ 第14番 通称「月光」

第一楽章の冒頭に

センプレ・ピアニシモ  デリカティッシマメンテ

そして、センツァ・ソルディーニとある。

現代の楽器とはペダルで異なる部分があるので

わかりにくいが、これはソフトペダルなしに・・ではなく

ペダルを用いてということになる。どういうことかと

いうと消音装置ダンパーをおりなくさせてということだ。

ちょっと変な日本語?・・

消音させないでということで、要するに音をのばし

重なってほしいということだ。ややこしい・・

そこで、またまたシフの登場だが、シフはなんと

最初から一番右のペダルを踏みっぱなしにするのだ。

もわ〜んとした音空間を作り上げる。もちろんハーフペダル

や小刻みにふるわせるなどを駆使しているのだと思うが、

そうまでしなくても、とも思ってしまう。

きっと不思議な幻想的な響きになるのだろう。

今日

イェルク・デームスのシューマンを聴いたが、

ペダルをほんとに少なく用いていて、何とも

輪郭の美しい音楽だと改めて驚嘆した。

スコダ、グルダ、デームスが日本でウィーン三羽烏と

いわれているが、なんと最近まで演奏していたらしい。

この6月にスコダさんが日本でファイナルコンサートを

開いていた。 知らなかった・・・

パリのシャンゼリゼ劇場でスコダさんを聴いたのはもう

25年以上も前のこと。

そのときもう、ちょっとおじいさんっぽかったのに今

何歳なのだろう?1927年10月6日生まれだ。

ふーすごいなあ。  ので、敬意を表して

スコダさんのお言葉をいただきます。

「演奏解釈者の課題とは、作曲者の天才と

聴衆との仲介者になることである。それは

崇高でおごそかな使命であり、謙虚さとともに

どこか天才の人格とも似かよっていなければならない

円満な発達をとげ強い人格をも必要とする。」


さて月光ソナタだが、これは当時かなうことのなかった

恋のお相手 伯爵令嬢 グィチャルディにささげられている。

はじめに死をも感じさせる暗いアダージョ

しあわせな思い出のようなメヌエットの第2楽章、そして

荒れ狂う狂気の第3楽章。 彼女とは年齢差よりも

身分の違いが大きかったといわれる破局。

ベートーヴェンはどんな思いでこれをグイチャルディに

献呈したのだろうか。だいぶ粘着気質と思われます。


そしてこのソナタが発表されたときは、ピアノ学習者が

こぞって写譜をし弾かれ、大人気の曲になったといいます。










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