ピアノ教室コンセール・イグレック♪
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ブログ
京都紅葉狩り2014
投稿日:2014-11-26
半年前くらいに注文したピエール・バルビゼの2枚組CDが、きのう届きました。もう何度も何度も配送以来の更新をかけてきたけれど、流石に忘れていたので、びっくりです(*_*)〜
バルビゼ先生のピアノの音は、ほんとに人間味があって、上手いとかなんとかという次元を抜けて、こころが和みます。じゅわ〜(^^♪
先週末の連休、とてもいいお天気でしたね。
連休前日から土曜日にお休みをとって、京都に紅葉狩りに出かけました。今年はとくに紅葉真っ盛りの日程にはまり、またお天気にも恵まれて、友人と楽しい時間を過ごせました。
旅行の直前にでたキャンセル分に見事当選して訪問できた仙洞御所庭園の美しさ、南禅寺水路閣や永観堂の紅葉は圧巻でした。2日めは紅葉に囲まれた清水寺から嵐山の自然美に触れ、戻ってきました。携帯のウォーキングカウンターは、連日1万5千歩!
さてコンサート前に2日間ピアノを触らなかった私のピアノ、戻った翌日に弾いてみるとすばらしく瑞々しく、驚きでした。
「ピアノは3日練習をさぼると何とやら?!」とか言われますが、私には無用のようです。たぶんひと月くらいは優にへいちゃらなんではないか、と思います。
私には、コンサートのための充電、というより「猛(モ〜かなぁ、ブ〜かなぁ?)練習後の放電」が必要のようです(^^♪
さて来月のコンサートに向けて、もうひといき。
今からとても楽しみです!
6日⇒http://www.musicliaison.com/concert-y/event_detail/s/388/
14日⇒http://www.musicliaison.com/concert-y/event_detail/s/393/
( 6日プレ公演は満席、本公演は残席余裕あります。ご予約お待ちしています。 )
ジャン=フィリップ・コラール・ピアノリサイタル
投稿日:2014-11-19
先の中日ピアノグレードテストでの私のある生徒の演奏のことや、今月上旬に出かけた大阪での「ワンコイン市民コンサート」での話や恩師ピエール・バルビゼのことなど、書きたい話題は山のような楽しい日々です(Facebookへの掲載のほうが早く、充実しているのでよかったらフレンド申請をどうぞ!)が、それはまた後日に回すとして、きょうの嬉しいお話を今夜のうちに簡潔に。
昨日の原科庸子さんとの朗読とピアノの合わせ練習につづき、きょうは午後からバロックサロンに出かけ、12月のコンサートの練習を。またもや4時間弱お邪魔させていただき、いい感触を得ることができた。
ベヒシュタインの鳴りもかなり把握して、いい音がコントロール出来てきたところで、宗次ホールでのジャン=フィリップ・コラール・ピアノリサイタルへと足を運ぶ
7年ぶりのジャン=フィリップ・コラール先生のコンサート。
前半のショパンから凄いピアノ。後半のフォーレ、ラヴェルは、いっそう見事なフレンチ・ピアニズムの世界。
終演後、長いサイン会の列の最後に並んだ。
「NHK交響楽団とのコンチェルト以来ですね。・・・」「だいぶ前だね。」「そう、7年前よ。」・・・先月のクリストフ・ジョヴァニネッティ&青柳いづみこさんのコンサートの写真を見せながら、「ジョバニネッティ、知ってるでしょう?先月来て、この時Page turnerを頼まれたの。」「Wow!」・・・「私、あなたのレッスンをニースで受けたのよ。」と言うと、とてもびっくり。眼を細めて、「lesson at Nice in・・・?」「In 1998!」って。とても懐かしそうに喜んでくれました。
ジャン=フィリップ・コラール氏はその流暢な演奏ぶりからは想像もつかないほど、ピアノテクニックの分析の徹底ぶりはスゴイもの。それを先生のクラスで、目を丸くして喰い入る様に観察、その後10数年にわたって分析、考察することになった。
今の私は、この時のコラール先生のクラス受講なしではあり得ない。
そんなコラール氏の今夜のリサイタル、これまでニース、モナコ、東京、名古屋でいろいろなコンサートを聴いてきたけれど、これまた、ちょっとこれまでにないほど誠実で充実した演奏だった。
今年こんな素晴らしいコラール先生の演奏が聴けたこと、感謝です。
先生の手、超あったかく、おおきく、やわらかかった〜(^^♪
ぶっつけ本番、譜めくりニスト?!
投稿日:2014-10-15
こないだの日曜は、豊田市浄水にある音楽サロン「ア・ピアチェーレ」での「青柳いづみこ&ジョヴァニネッティ・デュオリサイタル」へ。古いカーナビのおかげでかなりの回り道?をしてしまい、迷った挙句、到着したら開演5分前。
何とか間にあったと息をついて受付をすませると「黒田さんですね?・・・ところで、きょうの伴奏曲の譜めくりをお願いできませんでしょうか?」・・・場を察し、とっさに「はい、わかりました。」と答えたものの、きょうのプログラム、何だっけ?
席につくと、さてとお題は、グリーグの2番とドビュッシーのヴァイオリンソナタ。グリーグ、譜面見るどころか、曲聴いたこともない。うぉっと!
ピアニストの青柳さんの隣に座った途端、今いる自分のシチュエーションがわかってきました。
こういうところが、私です。(*^^)vまぁ、やるしかありません。
譜めくりの椅子にすわり、楽譜をみやると、第1楽章3/4 allergo のように見えます。だって初見なのです。あぁ、これはリハではない、そう本番なのだ。次の楽章が何拍子かもわからないし、3楽章構成なのか、4楽章まであるのかもわからない。まったくの出たとこ勝負!
演奏が始まると、手元から溢れる青柳さんの音はじつに柔らかく、瑞々しく、流れがとても美しい。フレージングをダイレクトに感じながら、小節のゆくえに目を見張ります。
グリーグは全楽章とも早めのテンポでの3拍子、聴いたこともない曲にしてはまだ4小節単位のフレーズがとりやすかったですが、ドビュッシーは曲も知っているはずなのに、青柳さんのピアノにかかると、アルペジオの音型など、さざ波か秋晴れの糸雲のようにふわっと小節の波間に消えてゆく。聴こえてくる音楽は、フレンチの語感。気もちよく聴いてしまうと、段を見間違う。
グリーグでは気をつけていた複縦線(=楽章の終わり)!なのに、ドビュッシーの第1楽章のそれに気が回らず、その右ページの終わりに向けてのフレーズで席を立ちあがり、譜めくりの態勢に。曲はアッチェレして進んでいるので、最終フレーズで「あぁ。」と気がついた時はすでに時遅しで、仕方がないからページをめくり椅子に座った。第1楽章はエンディングで盛りあがりをみせ、strettoで曲が集結する。ここで譜めくりさんがちょこんと立っているのは見た目にもちょっと不恰好だし、奏者の気もちも高まるところ。もちろんめくり間違えたわけでもないし、めくりそびれたわけでもないが、場を考えると「あ〜ぁ、これきょう最大の私のポカ?!」と思いきや、皆さま何が始まったと思います?
いや、ほとんど間髪入れずに第2楽章が始まったのです。ふつう短くても5,6秒は間をとるところ、私には3秒ほどに感じました。
カッコイイ〜!(^^♪
その場への機知に富んだとっさの思いやり、何が起こってもその場を楽しんでしまう à la française の空気を感じ、このあたりからふぅ〜っと私の気もちはなごみ、ヴァイオリンの音もふわりと耳に入ってきました。
アップテンポで流麗なフレージングの波に押されながら、「1.2.3.2.2.3・・・あ、ヘミオラだ!・・・また1,2,3,deux, deux, trois・・・?, un, deux, trois, deux, deux, trois・・・」といつの間にかフランス語でカウントしている自分がいました。
思いがけずとっても集中した時間をすごし、終演後は近くの喫茶店に立寄り、3人で束の間のティータイム。スィーツをご馳走になり、久々のフランス語交じりの会話を楽しみました。(^_-)-☆
( ↑ Giovaninettiさん撮影。青柳いづみこさんと。)
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