高木piano教室
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ブログ
あけましておめでとうございます
投稿日:2014-01-13
2014年も穏やかに迎えることが出来ました。
新年最初のレッスンでは風邪でお休みする生徒さんもなく、お正月にあった出来事を一生懸命お話ししてくれる姿に
とーっても癒されました〜。
中には帰省先にピアノがなく、今日のレッスンまで一回もピアノを練習できませんでした・・・・と沈んだ表情で来た生徒さんも。
まずはゆっくりと弾き始め脳と指の動きを繋げる感覚を思い出させて、左右別々で弾く、弾けない箇所の反復練習を終えるころには感覚を取り戻したようでした。
心配でレッスンを聴いていたお母様もこれで来週からは大丈夫そうです、と笑顔で帰っていかれて一安心。ホッ
もしお正月明けに試験や本番があるときは元旦から普段通り練習しなくてはなりません。
素晴らしい演奏の裏には地道な努力が必ずあるもの。
去年11月にお友達の娘さんが出演する全日本高等学校吹奏楽大会を横浜みなとみらいホールへ聴きに行ったときのお話。
私自身中学時代に吹奏楽部に所属していましたが、何十年振りに聴いた現代の高校生のレベルの高さにただただ圧倒されるばかりでした。
選曲、構成、一人一人の演奏技術の高さなど、素晴らしい演奏の連続。
いまどきの子は緊張しないのかしら?こんな大ホールなのに?と聴きながら何度も思ったのですが超難曲もなんのその!
のびのびと皆楽しそうに演奏していました。
きっと今日までにはどれ程の地道で大変な練習があったのかなと、改めて日々の積み重ねの大切さを体感出来た演奏会でした。
またお友達の娘さんの高校は見事グランプリ受賞!と幸せな締めくくりとなりました。
今年も音楽を通じて沢山の事を感じて考えて、伝えていけたらなと思います。
レッスンも頑張るぞ〜!(^^)!
ランチタイムコンサート
投稿日:2013-12-08
少し前のお話。
娘の幼稚園時代からのママ友達4人で 浜離宮朝日ホールで月1回開催されるランチタイムコンサートへ行ってきました。
クラッシックコンサートには珍しい11時開場11時30分開演のこのコンサート。
小さいお子さんのいる方、夜なかなか外出しずらい主婦には有難いこの企画。
置いてくる家族を気にせず、久しぶりにピアノの音に酔いしれました。
今日は若手男性ピアニスト浜野与志男さんの演奏。日本音楽コンクールや国際コンクール受賞歴のある実力派。
プログラムはベートーヴェン、フィトキン、ラフマニノフ、プロコフィエフ。
途中ピアニスト自らの曲紹介やその作曲者(フィトキン)に会いに行った時のお話し、
普段は夜の本番が多いので今日のコンサートは調整が大変だった事など、
ホールの素晴らしい響きと相まってアットホームで素敵なコンサートとなりました。
特にロシア人の母を持つ浜野さんのメイン・レパートリーであるラフマニノフ、プロコフィエフの演奏は圧巻でした。
ラフマニノフは絵画的練習曲集より後半の5曲。プロコフィエフはソナタ第4番ハ短調「古い手帳から」。
ラフマニノフでは超絶的なテクニックと絵画的な表現、プロコフィエフではこの曲の瞑想的な雰囲気が良く表現されていました。
グランドピアノが隅々まで深く重く響き渡り、その安定したテクニックと表現力に思わずため息が出たほどです。
演奏会終了後、興奮冷めやらぬ私達は浜野さんご本人がロビーでご挨拶をしてくれている列に並び、感動の気持ちを各々伝えてきた次第です。
ホールが築地市場駅だった事もあって、演奏会後のお寿司ランチも格別なお味でした!
素敵な演奏を聴くと自分の練習時の音色、姿勢、にとても敏感になれます。
来年早々よりコンサート、講演会などの予定を幾つか入れているので今から待ち遠しい気持ちです。
ピアノ調律
投稿日:2013-12-05
今日は小春日和。風もなく暖かな1日です。地下室の湿度計も46%。ピアノには最適な湿度です。
我が家のピアノはこの5年間で計2回、東シナ海を1か月間もの長旅を経験させてたっぷりの湿気を吸ってしまいました。
しかも1年中30度以上の高温熱帯地方での生活を4年以上強いてしまい、ピアノに最適な湿度45〜55%、温度15〜20度とは程遠い環境でした。
5年前のちょうど今頃ピアノを船便に積む直前、娘の小学校のママから絵本の読み聞かせに音楽を付けて欲しいと頼まれました。
とっても楽しいそうな企画で早速やらせて頂く事に。当日使う絵本を借りに行ってビックリ!!
なんとその絵本の題名が「うみにおちたピアノ」だったのです(笑)
搬送途中に海に落ちたピアノが海底に沈み、ピアノとおさかな達が一緒に音楽を奏でるという実に可愛らしいお話。
何か運命的なものを感じつつ、我が家のピアノは大丈夫かしらと心配になったものです。
まあ無事にマレーシアを往復できたので今や笑い話になっていますが
この企画は大成功に終わり、娘がお世話になった学校へ少し恩返しが出来た事、また読み聞かせ中の子供たちの嬉しそうな表情は
今でも忘れられない良い思い出となっています。
思い出話はこの辺りにして、この大変な状態のピアノを帰国後8か月間で2回の調律をして頂きました。
大学時代からお世話になっている調律師さんもビックリな状態だった我が家のピアノ。
2回とも通常の倍以上の時間を要し、先月の調律でやっと元の響きに戻りつつあります。ピアノは生き物なんだと改めて実感させられた今回の引っ越しでした。
これからも末永く宜しくね〜♪と ピアノへのお詫びもの気持ちも兼ねて語りかける日々です。
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