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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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秋から師走〜最近のこと〜

投稿日:2016-12-11

 今年は暖冬でしょうか。

東海地方は、12月に入っても暖かな日がつづいている気がします。

いかがお過ごしですか。

 

先月の下旬に、思い立って芦屋まで出かけました。

京都の秋は大好きで、同期の友人と早くから日程を決めて宿を予約していました。その前日に東京のピアニスト青柳いづみこさんがもと教え子さんの瀬崎紀子さんとのピアノ連弾のコンサートがあるというので、ひとり前のめりで足を伸ばしました。

京都までは、たいていいつもハイウェイバスに揺られるのが好き。今回隣り合わせの席になった方が、楽しかった。とても快活なマダムで、この日はフランスに住む息子さんが出張で来日、「京都で4時間あるから食事をしよう。」ということで京都に向かっている、と言う。フランスの話から留学時代の話、そこで音楽やっていることがバレて?「何か近々コンサートとかないんですか。」とおっしゃるからコンサートのチラシを渡すと、「これ、ぜひ伺います。」って。文化的なことに造詣が深くて、ヨーロッパ各国の旅行の話で盛り上がる。こんな風にコンサートに来ていただける方に巡り会う、ってホント幸せ! 

バスは30分近く遅れて、京都に着き、でも京都から芦屋も4,50分ほどで行けます。もう一駅向こうが西宮で、大学生の頃父が転勤でこちらに住んでいたことがあり、帰省する度に名古屋でなく西宮に戻っては、大阪、神戸へ遊びに行ったものです。(^^♪

クラシックのコンサートを聴きに出かけるのは久しぶりで、このお二人のピアノの音色はお気に入りなので、こうして旅先で聴けるのはまた楽しいものです。終演後は、駆けつけていた大阪ワンコインコンサートの主催者さんなど、気さくなメンバーと美味しい打上げ。いづみこさんの宿のお部屋での2次会など、楽しいひとときでした。 

 

一夜明け、京都駅で名古屋から到着した友人と紅葉狩り。2日めは比叡のふもとの瑠璃光院などめぐり、晴天のもと自然の美しさと光と鳥の鳴き声など、目にも耳にも優しい2日間でした。


       

 

帰ってくると、11月末には12/23のデュオリサイタルの座席が大方埋まってしまい、びっくり。だいたい公演の2週間くらい前から「コンサート、伺います。」「チケットお願いできますか。」といった連絡でごった返すもの。今回はこんなにも早くチケットがなくなってしまって、早くから練習に専念できるという有難や。ちょうどオーボエ奏者の山本さんとのリハも始まった。


コンサートに向けて練習を詰めていると、やはりインスピレーションが豊かになります。それでどんどんのめりこむ様に没頭しすぎてしまうのもよくないものですが、この夏から始めたスイミングが功を奏しているよう。始めた頃は<根性>で毎日のようにクラブに通っていたけど、今は日帰り温泉にでも行くみたいにふらりと出かけ、30分も泳ぐとジャグジーに浸かり、さっさと出てくる。この頃家で洗髪することは、めったにありません。朝の練習を早めにすませ、昼ごろクラブに行くと1コースにひとり!、ってこともよくあって気もちよく泳いできます。帰ってくるとやることがひとしきりでそのままレッスンに入るので、下手をするとゆっくりお昼ご飯を食べている時間もないし、ダイエットにぴったりかな?!ひと冬前の私には想像すらつきませぬ。まぁ、ありがたくも健康的な日々に至っています。(^^)-☆ 


先日、来年12月某日の某文化小劇場使用権の抽選日。「いざ抽選〜!」と意気込んでいると、抽選の30分前にホールより電話がピロピロ。「もうひとかたが抽選をご辞退されまして」・・・。いつになく私、抽選機をガラガラ回し当たり玉が出るイメージトレーニングをし、気合を入れ、スポーツクラブでスイミング後準備万端で出かける寸前。・・・なんと〜なく当たる勘もしていたのですが、いや、こんなこともあるのか、と。これで生徒にひとつ来年のプレゼントが出来ました。Rurun!


また、この「ピアノ教室コンセール・イグレック」HPトップページの生徒さんからの推薦文を更新しようと、一部の生徒さんがすでに書いてくださっているのですが、文字数が多くてどのように掲載するか只今管理者と検討中です。なかなかアップ出来ないのですが、ほんとうに細かいところまでこころから信頼してくださっている様子が伝わり、私自身この頃とてもレッスンの時間が楽しくなりました。年が変わるまでには、何とか更新できるといいです。

 

周囲のいろんな出会いに感謝しつつ、年末まで気を緩めることなく健康に、生徒たちとまた23日にお会いするお客さまと、充実した時間を共有できたらと、楽しみな毎日です。

 

皆さまも、どうぞお体に気をつけて、よきX’masシーズンを! 

オーボエ奏者山本直人さんとのデュオリサイタル

投稿日:2016-10-22

秋晴れの爽やかな季節になりました。

皆さま、いかがお過ごしですか。 

12/23「Piano黒田ゆか&山本直人Oboeデュオリサイタル」のフライヤーが出来てきました。とてもきれいな仕上がりで、ありがとうございます。     

8月から始めた、ほぼ毎日のスイミングとアクアプログラムに精をだす傍ら、秋晴れの晴天のもと、ピアノの練習も順調です。

 

 
プログラムは、前半に厳かなX’masのイメージでバロックの作品=バッハ:「シンフォニアBVW156」「アヴェマリア」「G線上のアリア」「主よ、ひとの望みの喜びよ」、ヘンデル:「ラルゴ」〜オンブラマイフより((オーボエ&ピアノ版)、スカルラッティ:「ソナタホ長調K.380」「ソナタロ短調K.27」(ピアノ)を、後半にドビュッシー:「マスク」「喜びの島」(ピアノ)のほか、ドビュッシー:「レントよりおそく」「夢」「月の光」(オーボエ&ピアノ版)と、ドビュッシーの名曲をオーボエとピアノのヴァージョンで演奏できるのが楽しみです。

「月の光」のこうしたデュオは聴いたことがありませんでしたが、あってもいいものだと楽譜から検索したところ、フルートとピアノの版が出てきました。山本さんに話してみたところ、息継ぎするところがない!ということで、メロディの担当を話し合いながら音楽作りしてゆきます。

ラストのオーケストラ作品が原曲の「牧神の午後への前奏曲」は、サマズイユによるフルートとピアノの版を、オーボエ奏者の山本直人さんが挑戦してくださいます。

山本さんは私のリクエストで、以前フォーレのピアノ連弾曲「ドリー組曲」を演奏してくださったこともある強者で、この「牧神の午後への前奏曲」にもオーボエの音域にない音があるそうですが、今回も山本マジック?!がどう出るか、とても楽しみです。

 

会場のスタジオ・ハルは、ヴィンテージベーゼンドルファーのピアノ使用で、50席限定の素敵なサロンです。チケットは11月より、カワイ名古屋店(Tel.052-962-3939)でもお求めいただけます。

チケットご予約は、HP「先生へのお問合せ」欄からもお申込みいただけます。

 

皆さま、応援よろしくお願いします。

長い休暇でリフレッシュ!

投稿日:2016-08-22

すこし朝方は暑さがしのいだかと思う日もありますが、まだまだ暑さが続きますね。

 

11日の「門下生コンサート」、とても素晴らしかったです。

ひとりひとりほんとうにこころ込めて演奏する姿が印象的で、皆それぞれに素敵でした。

 

発表会1週間前あたりのことを振返ると、出演する生徒たちの表情は年代によってさまざま。

2週間前くらいには立派に弾いていたのが、あれ?どうしちゃったの?と言うくらいヘンテコリンに固まって無表情な演奏になったり、テンポがゆらぐゆらぐ〜。本番3日前、4日前にしてとくべつ何も言うべきことはないし、こんな小学中学年生徒たちには「あのね!」といろんなおしゃべりをしました。「お友だちが聴きにきてくれるの?そのお友だちはピアノが弾けるのかな?」「ピアノは弾けないって言うお友だちなら、今みたいな指運びだけの無表情なピアノなんて聴きたくないと思うなぁ。ん?いやそういうピアノでもすごい!って思うのかもしれないけど、そういうのがピアノなのかぁ、って思っちゃうよね。そんなじゃなくって、もっともっとこの曲はこんな感じの曲で、私はここのところはとっても好きで、こんな風に展開して・・・みたいに、楽しい演奏聴かせてあげたいよね!」

 

小学低学年は固まってる子がなんだか多かった今回の発表会前。そんな生徒には、「あのね!たとえば最後に<ラ・カンパネラ>を演奏するこの大学生のおねいちゃまの曲ってすっごい難しいんだよね。(プログラムを指さしながら)でもね、こんな難しい曲を弾くこのおねいちゃまだってね、発表会の日にこの○○ちゃんの曲をステージで弾いて!って言ったら、ちょっとすぐには弾けないんだよ。わかる?(◎_◎;)〜だからね、発表会の日に、この曲を弾けるのは〇〇ちゃんだけなの。これまでたくさんレッスン受けて練習がんばってきたのだから自信をもって、素敵に弾こうよ!」

高学年生徒もバランスが崩れたり、細かいミスが出てきたり。・・・きっちり調整して、気をつけることを1点だけに絞ります。社会人生徒さんたちにも、音楽の波を感じ、そこに自分が乗れるように、きっかけだけを与えることに専念し、じっと聴き、見守りました。

皆、そんな私の思いに充分応えてくれました。

4日前の有志のホールリハで各段に音色が変わった生徒もいましたし、7月いっぱい大学の試験で練習もままならず、5日前にやっとやって来たレッスンでは暗譜はなんとか出来たもののかなりキンキンしていた演奏も、集中した数日間の練習で見事に素敵に仕上げたベテラン生徒もいました。

とにかく生徒たちはそれぞれに一生懸命ですから、信頼して見守ることに集中しました。


おとなの生徒さんではかなり長いブランクからようやくピアノを再開し、発表会も高校生以来という方が何人かいました。なかでも2か月前に転勤して私の教室に入会し、1回めのレッスンでは別の曲を持ってきていて、その時に発表会の曲を提案し、3回のレッスンで要の注意だけに徹したのですが、とても素直に私のアドバイスを聞き入れてくれたからでしょう、素晴らしく柔らかい音色とフレージングの読みから生まれるスィング感を出して演奏でき、感動していたのが伝わりました。

今回は生徒たちの技量、キャラクターを見越した選曲にほぼ狂いがなかったことが功を奏したかな?それと昨年から私のコンサートが続いたので、聴きに来てくれた学生たちは皆「先生のように弾きたい!」という気もちが強まったのでしょうか。発表会初出演やペダルを初めて使ったちいさな生徒さんたちもクォリティの高い演奏でしたし、昨年4月の発表会に出た生徒さんたちはこの時からは断トツにレベルアップした生徒が多かったのもほんとうに印象的です。「演奏力」を感じました。

きっと皆がそれぞれ自分のなかの何かを超えたことでしょう。

これからも強さと柔らかさを持った演奏をしていってもらいたい、と思います。


 

 

2部では東京から2人のOB生徒が大曲をもって駆けつけてくれ、ずっとピアノを素敵に続けている姿を聴き、感慨深いものがありました。オーボエのゲスト演奏タイムも入り、3部構成の今回の門下生コンサートはほんとうに発表会の域を超えたグレードの高いコンサートだった、と思います。

プログラムが少しキツキツで、休憩時間が10分ほどしか取れなくて、MCを引き受けてくれたOG生徒さんが一番たいへんだったかもしれません。ピアノの大好きな彼女もこの春結婚して大人になり、レッスンで泣いちゃった高校生の頃がついこないだのことのようで、懐かしいような気もちになりました。 お手伝い、ありがとう。

皆がほんとうに音楽が好きで、ピアノが上手になりたいという素直なこころを、継続していってくれるといいな。

 

門下生コンサートがあけて、お盆休みを挟み、10日間ほど休暇をとりました。

こうした長い休みは、たぶんこの5、6年なかったと思うので、ん?あったかもしれないけれどパリへ行ったり、シチリアへ旅行に行ったりで、休みといっても休んでいない?休みとは違って、今回はホント何もしないお休み。・・・で、いい意味でアタマから音楽が抜け、ちょっとボケが来ちゃうかな?と思ってしまったくらい。(笑)

あ、でも休みのちょうど真ん中あたりに「日本クラシック音楽コンクール」予選の審査がありました。発表会明けにこうした教室外のピアノ学習者のピアノを聴かせていただくと、ここまでの演奏にもってきた先生方への労いの気持ちがつよくなりますね。素敵な演奏もたくさんありました。

 

こうして10日のあいだ、生徒たちの音も聴かず、自分の練習もCDでピアノもあえて聴かず、というのは心身ともに休まったようで、ほんとリフレッシュできました。

 

ほんとうは部屋の片づけをいっぱいしたかったのですが、それにしても暑かったので、ピアノ室もほとんど何も変わらず。自分の部屋とリビングとピアノ室のちょっと書類を片付けただけに終わってしまったようです。(*^^)v

 

明日からレッスン再開で、生徒たちと発表会での話ができるのが楽しみです。

  

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