レッスン楽器


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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


ブログ

Blog 7/2

投稿日:2017-07-02

昨日は、大阪ザ・フェニックスホールでのパスカル・ロジェ・ピアノリサイタルへ出かけてきました。

オール・ドビュッシーのプログラミングで、ぜひ聴いておきたかったもの。2か月前から完売状態で、会場は満席でした。

90年代にロジェ氏のレッスンをニースで受けたことは、私にとってとても大きな影響力があります。ロジェ氏のCDを何度も聴いてはその音色に魅了され、フランスでレッスンを10数回も受けたというのは、どう考えても私の人生のなかでの大きな出来事でありますし、今となっては夢のような思い出でもあります。

その後もドビュッシーを演奏した数々のピアニストたちのCDを聴いてきたけれど、私にとってはパスカル・ロジェ以上に安堵できる演奏はありません。

 

深い解釈に根ざし、余裕たっぷりの技量を駆使してさまざまな音響を楽しむ、・・・いろいろな会場でのライブを水をえた魚のように楽しんでいるかのようなパフォーミングに、こころ踊りました。


昨日はとてもスペシャルで、印象的な一日でした。

 

      

 

      

 

Blog6/25

投稿日:2017-06-25

おめでとう!

昨日行われた「第41回ピティナピアノコンペティション地区予選A1級」で、小2生徒が奨励賞をいただきました。この生徒、人前でソロを弾くのはこないだの夏の発表会が初めてにして、コンクール自体は今回初という経歴。・・・「同じ曲を長いこと練習したことないし。」ってたいへんそうだった時期から、真剣に楽譜に向きあうようになった彼女の眼差し、ちょっと忘れられません!(^^)/

音楽の大好きな子に成長してくれますように。


ルイサダ氏ピアノ公開レッスン

投稿日:2017-06-13

きょうは名古屋音大で来日中のフランス人ピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダ氏の公開レッスンがあり、優秀な学生3名が「バッハ:パルティータ第6番」「ショパン:バラード第1番」「ラヴェル:道化師の朝の歌」で受講し、3時間も聴講させていただきました。

私にとってフランスのピアニストの語法というのはやはり親近感があり、厳しいレッスン内容で、ぐぃんぐぃんとこころに響くものあり、爽快な気分です。

 

バッハ作品におけるアウフタクト感に基づくフレージングのことや、ショパンではソノリテの作り方に様々なアイディアを見聞きしましたし、ラヴェルではかなり高度なテクニックの使いかたを垣間見、私にはニースの国際セミナーで受講した、とりわけジャン=フィリップ・コラール氏のレッスンを彷彿させられ、楽しかったです。

もちろんルイサダ氏のレッスンではより高度なことで私にはとても勉強になりましたが、西洋音楽のビート感の問題につけ、フィンガリングの考え方では共通項がたくさんありましたし、バス音の豊かな響かせ方や手首の使い方(上下だけでなく手首のねじりの技法をふくめて)、脱力の問題など、「このアルペジオ音型の最後の音で手首をあげて次の和音で下げる」とかいった、まるで手首の振付師的なことは、日ごろ私が生徒たちへのレッスンで言っていることまったく同じところも結構あって、そこはフランスメソッドの共通項だと思い、楽しくなりました。

 

それにしてもルイサダ氏のレッスンは、ステージピアニストの演奏に何が必要なのか、を若き将来ある学生たちに諭し、それについて考えてゆく必要を促すことになるであろう素晴らしいレッスン内容。きょうは久しぶりに真剣でなお且つ厳しいレッスンを聴講でき、気持ちよかったです。


また学内のエレベーターで春から名音大の学生になった生徒OGとも顔を合わせたり、嬉しいひとときでした。(^^♪


     


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