レッスン楽器


上部フレーム

今村惇子ピアノ教室


ブログ

JPTA 研究大会

投稿日:2017-04-06

3月の最後、3日間にわたってトッパンホールでの演奏会と

JPTAの研究大会が芸大奏楽堂で行われました。

パイプオルガンの荘厳な響きで始まりました。奏楽堂の

オルガンは初めて聴きましたがとてもよいですね。ピアノの音は

後部座席のほうがよいのですが、演奏会の形態により

天井が可変するそうです。すごいねえ。

さて、バロック研究が今回のテーマでした。チェンバロや

バロックダンスの説明がとても面白く、目からうろこ状態・・・

およそ知識を持っているつもりでも、やはり専門となると

知らないことがあります。

バロックダンスのガヴォットの拍子をとる身体の動きや

アクセントや伸び上がるタイミングなど、実践してみると

なるほど!と思われるのだ。バッハにしても古典派の

作曲家によるメヌエットやガヴォットにしても、実際その曲に

よってダンスされたわけではありませんが、もととなる

リズムのもつ躍動感は同じです。これは、みなさん

経験されると、とてもよいと思いました。

バッハも一時期、近くにフランス人の舞踏の先生がいらして、

ダンスを習っていたらしいのです。


日本人に特に足りないのは、ダンスの経験、自然とのふれあいなど・・・

環境がもたらすものが、とても大きいです。またこれは、仕方がないけれど

アクセントのない言葉の平板さも演奏にくっきり感がなくなってしまう原因かと

思われます。

多分に意識をして日々過ごさないと、芸術表現など・・無理無理でしょう。


蝶々夫人

投稿日:2017-02-19

19日午後オペラ「蝶々夫人」を観てきました。

東京芸術劇場は満員!!前方の座席を広いオケピットに

していて、その迫力がすごかった・・すごすぎた?

ミヒャエル・バルケの指揮は歌手に寄り添う感じではなくて

どんどん盛り上げていくので、ちょっと声が消えてしまうところが

あって残念だった・・のは歌手さんたちだろうか・・。しかし!

ヒロイン中嶋さんは、素晴らしく澄んだお声で響き渡っていましたね。

容姿もほんとに15歳の蝶々さんみたいに可愛らしくて

客席はみなすすり泣きでした。

さすがに日本で演じられると、変な時代考証はありえないので

安心して観ていられました。海外での公演ですと、BONZO-が

ちょんまげ?だったり、笑ってしまうことが多いらしい。本日の

公演が、いつかどこかのチャンネルでテレビ放送されるそうです。

ミュージカル RENT

投稿日:2017-01-17

ブロードウェイミュージカル RENT 鑑賞

国際フォーラムは満員の人だかり!!

私は知らなかったのだが、2009年くらいから来日公演が

行われていたもようだ。ものすごいファンがたくさんいる。


話は、現代の若者のかかえる貧困、エイズ、ドラッグなどの

問題を破壊的に表現しながら、なお夢を追い、

生きていく人たちを描いている。

ピュリツァー賞、トニー賞 ほか受賞。


音楽は非常に暴力的というと言いすぎかもしれないが、

私にとってはだいぶ迫力がありすぎて苦しいぐらい・・・

オペラ「ボエーム」をベースに書かれたのだが、プッチーニ

の音楽とは違ってこちらはロックンロールなのです。

でもところどころオペラのメロディーも聞こえてきたりして。


私はエンジェルの役どころが大変気に入って、彼女が(カレが?)

死んでしまう場面では、ほんとに悲しくてしようがなかった。う〜

迫力と説得力のある熱く激しい舞台です。ぜひぜひ・・・



アーカイブ

下部フレーム