レッスン楽器


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伊藤恭子ピアノ教室


ブログ

投稿日:2014-02-26

「ねこやなぎ」という題名の練習曲を弾いていた小学生の女の子とのお話です。「うちに今 ひだりやなぎを生けてある。」と教えてくれました。「お母さんね,お花とか教える先生になりたいんだって。」「そう!お母さんはひょっとしてお着物も自分で着ることができるんじゃない?」と尋ねたら「うん。着付けとかお花とかお茶を教えるお教室を将来やりたいんだって。お母さんみたいな大人にも夢ってあるんだなって思った。」と教えてくれました。「そうよ、夢に年齢は関係ないんだよ。子どもの頃には夢はもちろんあるけれど,大人になってからも夢は持つし,それに向かって努力することは素晴らしい。とっても素敵なお母さんね。」とその子と会話できたこと,そして誇らしそうな表情を見せてくれたことが今日は嬉しかった私です。きっとお母さんの夢が叶いますように。

おめでとう!

投稿日:2014-02-19

合格しました!と連絡を受けました。先週行われた佐賀県内の公立高校の前期試験。芸術コースを受験した教室生が一人いてその合格発表が今日の13時でした。中学校の吹奏楽部で出会った管楽器の科に進むので私が教えていたのは副科となるピアノとソルフェージュ全般です。ピアノ科ではないので試験で弾くピアノの曲はソナタの1楽章もしくは終楽章といった指定はなく時間制限だけでした。本人の希望もありリストの愛の夢第3番を弾きました。ソルフェージュの力もぐんぐんついてきていたので,試験についてあまり心配はしていなかったけれど,やはり合格をはっきり聞くまでは私も落ち着きませんでした。ピアノ科じゃないの?というほどピアノも大好きで育ってくれた彼女。とても自然に歌うようにピアノが弾ける彼女。私としてはほんのちょっぴり寂しいけれど、ピアノよりも好き1と思える楽器に出会えたこと。よかったね。これからは思う存分音楽を学び、たくさんの良い刺激を受けて、大きく大きく羽ばたいてほしいと願っています。幼児の頃から中学3年生のこれまで本当にありがとう!

アンサンブル

投稿日:2014-01-31

5週目があったこの3日ほどは短大での授業の他は、予約制の形を取っている大人の方のレッスンや受験生のレッスン、振り替えレッスンを入れているだけだったので,普段よりはまとまった時間を練習に充てることがでかました。 伴奏合わせの時間も取れました。来週は勤めている短大で教員対象の研究会が予定されています。今回私はソプラノの伴奏を1曲と連弾を1曲発表予定です。オペラアリアはマスカーニ作曲の「カヴァレリア・ルスティカーナ」より悲哀のこもったドラマティックなアリア「ママも知る通り」連弾はラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。伴奏は相手と呼吸を合わせ、その相手の魅力を最大限に引き立たせることを意識します。オペラ全体の中でのそのアリアの重要性も考えます。連弾は相手のパートも弾ける状態になっておくと,相手の音もよく聴こえますし,音楽全体をより捉えられると思います。そういった点でクラシックの曲は練習にかなりの時間を使います。例えば5分の曲でも練習にはその100倍200倍の時間をかけます。今年は秋にバリトンリサイタルの伴奏も1件受けています。伴奏ピアニストでもある私にとっては練習も又大切な仕事の一つです。

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