レッスン楽器


上部フレーム

井上ピアノ教室


ブログ

さくら草の便り

投稿日:2014-05-03

ウォーキングの途中、小学校の校庭の片隅から可愛らしい声が聞こえてきました。シロツメクサの花畑の上に、幼稚園くらいの女の子3,4人が腰を下ろし、一心に花冠を作っています。そこだけ別の時間が流れているような、ほのぼのとした光景でした。

 

帰りがけ、ポストに思いがけずきれいな封書を見つけました。淡い色合いのさくら草の封筒。見ているだけで心がなごみ、幸せな気持ちに包まれました。手紙を読んでいると、友人の笑顔が目に浮かびます。優しい声が聞こえます。なんでもメールで済ませてしまう今日、手紙というのは、なんと相手を豊かな気持ちにさせてくれるものなのでしょう。

 

そうだ、連休中に私も一日だけ「ふみの日」を作ろうと心に決めました。なかなか会うことができない友へ、海外でがんばっている友へ、遠くへ引っ越してしまった生徒さんへ、お世話になった先生へ。いきなり便箋では挫折しそうなので、まずは絵はがきからトライしてみましょうか。

 

ふた葉の頃

投稿日:2014-04-25

4月21日の「お母さんのほっこりカフェ」には、雨の中お集まりくださりありがとうございました。ゆっくり語り合っていただきたかったので、人数があまり多くならないよう、今回は小さなお子さまを持つお母さまを中心にお声をかけました。

 

お母さま方の話を伺っていると、家でのお子さまの練習にいかに苦労なさっているか、ひしひしと伝わってきて頭が下がりました。お子さまのやる気を持続させるのは本当に難しいですね。やる気を引き出すには、どうしたらいいのでしょうか。

 

昔から「三つ叱って五つ褒め七つ教えて子は育つ」と言われますが、私など「七つ叱って五つ教え三つ褒めて」ひたすら子育てをしてきてしまいました。でも、今までの自分を振り返ってみると、「よし、がんばろう」と前向きな気持ちになったのは、誰かに褒められたことがきっかけだったような気がします。ほんの一言でも、褒められた言葉だけは、いつまでも心に残っているものなのですね。劣っているところばかりで褒めるところなど何もない、と思われても、ちょっと視点を変えてお子さまを観察してみると、身近にいるお母さまだからこそ気づく、何かがあるのではないでしょうか。

 

練習の時に、お母さまがずっと隣に座っていただく必要はないと思います。もし、おうちで協力していただけることがあるとすれば、数分間でもいいので、ご自分の背負っているもの、やらなくてはならないものをすべて脇に置いて、お子さまの演奏にじっくり耳を傾ける時間を作ってください、とお願いしています。数小節だけでもいいのです。大好きなお母さんに笑顔でに受け止めてもらうひととき。お子さまにとって、これほど幸せな時間はないかもしれません。

 

初心者の方にとって何よりも大事なのは、ピアノを上手になるよりも、まず、好きになることだと考えています。その子ならではの良さを折にふれて伝えていくことが、お子さまの自信につながり、次の一歩を踏み出すエネルギーになっていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

お母さんのほっこりカフェ

投稿日:2014-04-14

花吹雪の下を、真新しいランドセルを背負った一年生が通り過ぎていきます。お子さまも、元気に新学期をスタートなさったことと思います。

 

クラス替えなどお子さまにとって大きな環境の変化があるこの時期は、帰宅した子どもの顔色を見るまでなんとなく落ち着かない、というお母さまも多いのではないでしょうか。子育てをしていると、ほんの些細なことが気になってしまうことがありますね。どこかに同じような子どもを持つ仲間と日頃の悩みや苦労を分かち合える場があったら…「お母さんのほっこりカフェ」はそんな声から生まれました。

 

子どもが幸せになるためには、まず、お母さまご自身が幸せな気持ちになることが大事だと思います。 お子さまのこと、身のまわりのこと、ご自身のこと、一人で抱え込まないで、一緒に語り合ってみませんか?

 

4月21日(月) 10:00から12:00まで

茅ヶ崎教室にて 

 

せまい部屋ですので、今回は、ピアノ教室の幼稚園から小学校低学年のお子さまを持つお母さまを中心に集まっていただけたらと思っています。小さなお子さまも、どうぞ気軽にお連れください。


 

 

 

 

 

下部フレーム