レッスン楽器


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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


ブログ

Onlineでもっと出来ること!

投稿日:2020-10-22

10月になってから秋晴れの清々しいお天気、気もちいいですね。

朝夕ずいぶん冷え込む日が続いていますが、また来月にかけての刻一刻の紅葉が楽しみです。 

 

最近、ピアノ教室OBの活躍便りが続きました。

東京在住の宇宙工学博士のOBさんは「日本演奏家コンクール」プライマリーコースアマチュア部門で金賞受賞!すばらしいですね。


数学者で埼玉の進学校教師を務めるOBさんは、フォーレのバラードを素敵に弾いた8月の門下生コンサート後わずかにして、勤務先の高校文化祭で生徒さんたちの前でショパン「バラード第1番」を演奏して好評だったと。これまた素晴らしい。


私のもとを離れてもピアノを楽しく続けていてくれることが何より嬉しいですが、こうしたガンバリはまたひとしお!


また市内の私立高校の男子生徒は吹奏楽でオーボエを吹いていますが、愛知県吹奏楽連盟主宰「ニュースタイルソロコンテスト」で高校生コントラバス奏者古宮幹康君のピアノ伴奏を担当、高校の部で第2位という快挙!

男性陣の大活躍です。(^^♪


 

今年は春からコロナ以外にもなにやら人生初のこと続きの私でしたが、断捨離とまではいきませんが家の中もすこしずつ片づき(*^^)v、最近ではようやく落ちつきを取り戻して自分のピアノの勉強に時間を費やせています。

 

さて昨日はまた、楽しいレッスンの時間が持てました。

これまでショパンなどの大曲を手がけてきた生徒さんですが、ここのところブルグミュラー18の練習曲から数曲を毎回のレッスンで持ってきています。

その中の「真珠」という曲を見ていたところでした。

 

 

32分音符の細かな音群も丁寧に弾いていますし、自分が出しているともよく聴こうとする余裕を持って弾いていらっしゃいました。

まずまずの出来なのですが何かが足りません。

 

そういう時私は、自分のピアノのほうで楽譜を開き、曲を弾き出します。

「何かなぁ、何かな〜?」とつぶやきながら数小節を弾き終え、「やっぱり手首がぶれてないかなぁ?あなたの弾くのを真似するとこんな感じかな、でもこんな風に弾きたいんだよね。」と音色の違いを弾き分けます。

そして自分でもその時の手の形とか指の動かし方、腕の持っていき方などをずっと観察して、「こんな感じだね。もっと鍵盤の上を手が滑ってくような、ほら、手首が少しもブラブラしないで指が鍵盤に吸いつくような密着感、……

そう言ってるうちに生徒さんが弾き出し、ガラリと音色が変わりました。

そして弾き終わってから「あ〜、気持ちがよかったぁ。きょうは楽しく帰れます。私がこんな音色を出して弾けるなんて〜?!」と喜んでいます。

 

そして彼女が言うには「先ほど先生が弾いてくださった時、すごくイメージが変わったんです。先生のピアノを聴いていて、海の中で貝殻の中の真珠がキラリと光っているそんな光景が浮かんで。…それまで頭の中にあった、なんていうか箱の中の・・・」「云十万円の?」「そう、そういう真珠とは違う天然のイメージにガラリと変わったのです。」って、ふたりで爆笑!

 

不思議だったのは、私はそんなイメージ的なことは何も考えてなくって、彼女の弾き方に何が足りていないのか、どうすればいい音色に変えることができるのか、そんな事ばかり考えていましたのに、そのような素敵な曲のイメージを感じ取ってくれたっていうのがとても嬉しかったですし、それとともに、早く次のコンサートができる日が来ないかなぁと思いました。

 

この冬もコロナがこのまま落ちついていてくれますように。

エントリー希望をしている生徒たちには、冬〜春のコンクールやステップなどのイベントにゆとりを持って参加できることを願ってやみません。

また教室では、12月19日にOnlineによる<コンセール・イグレックX'mas会コンサート>を企画しています。

生徒OBさんたちの演奏、また聴くだけの参加も歓迎ですので、このブログを読んだ生徒OBさんはぜひ連絡くださいね。


 

以下のニュースは、コロナに関係なく前から考えてきたことですが、年内にもオンラインによるレッスンの充実を計画しています。

年齢に関係なく、曲の進度が進むにつれ、ちょっとしたことがわからない、また小品でも仕上り度を高めてゆこうとすれば、コンクールの講評に書かれたことを消化しようとすると、よくわからない、そして大人になってある程度曲は読めるし、弾けるけれど、なんだかまとまりがなくってつまんない。・・・

 

そういったことを何でも受けつける、短時間の《Onlineオンライン・ひとつだけ何でもクエスチョン・タイム・レッスン》を設けようと考えています。

もやもやした疑問を、家に居ながらにしてオンラインで解消し、また練習に生かしてもらい、また疑問にぶつかったら画面で再会、という訳です。もちろん教室生徒が使ってくれてもOKですが、教室外のピアノ学習者の方々、全国、国外からも受講可能です。

 

次回のブログ更新時に、詳細を決め、ご案内したいと思っています。

よろしくお願いいたします。

  

     

 

 

レッスン室の風景・初秋

投稿日:2020-09-15

8月の門下生コンサートが終わってひと月が過ぎ、生徒たちからも、ご来場下さった皆様方からも1人の感染者も出ず、心からほっとしております。

「門下生コンサート」で自分たちの真剣な取り組みを発揮した生徒のみなさん、発表会明けのレッスン、新しい気持ちで取り組めているようです。

上級生徒や社会人生徒さんでは、ベートーベンイヤーからか、ベートーベンソナタが3人、発表会プログラムではショパンが圧倒的に多かったですが、ショパンを経てリストに気持ちが映ったか、「愛の夢」が2人、ダブっているのは面白い現象です。

 

春のステイホーム期間中のオンラインレッスンは、受講生たちにとっても音に集中できるよい経験、習慣づけにもなりました。

現在は全員対面レッスンに切替えていますが、教室には2台のグランドピアノがあるので幸いしています。

1台だけの知り合いの先生方ではやはり密接を避け、クリスタルボードで衝立を設置したりされていますし、弾き示すにも難しくなるようです。

 

私の教室では2台のグランドピアノが並べておかれていないので、基本の指の体操や、テクニックテキストの時間は私が生徒側の手の見えるところに座って指示しますが、曲になると楽譜を広げて離れたピアノの前に座り、じっと音で判断します。それは以前からもそうで、生徒の手など見ていなくて、たとえばコーヒーを飲みながらあらぬ方向を見ていても「そこは手首が上がりすぎ。」とか「指でどつかないでね。」とタッチの指示出しをするのでびっくりしている生徒もいましたが。・・・

「そこはね〜。」と言いながら私が弾き始めます。「〇〇さんのを真似するとこうね、こんな感じで弾いてる。ね、おかしくな〜い?・・・♪♪♪・・・こっちのほうが自然だよね〜。」「そこにcresc.って書いてあるけど、どこからだと思う?考えてみよう。・・・この先のこの音に向かっているから、この辺りからこんなくらいかな?さっきのではcresce.するのが早すぎるよね。」

こういう指示も、以前は生徒のすぐ横で話していましたが、今は顔が見えないすこし離れた位置で、耳をそばだてることになります。これが集中にすごく繋がっている感じです。

 

また、「ここはね、ちょっと見てね。手からのスタッカートね。こう!」「また見てね、ここは前腕ね、肘から手首にかけてのこの動きをこんなに使う〜。」と呼びかけ、見える位置まで立って3歩くらい歩いてもらう。こんなことをしている内に上級生徒たちは、私が弾き始めるとすぐに立ちあがって弾いている姿や手の使い方を、目敏く確認するようになってきました。

私のほうも、このディスタンスにより、生徒がどんなことを感じて、どんな範囲で音楽を捉え、自分の表現をしようとしているのかを、より客観的に思うようになりました。

 

 

こないだのレッスンで面白かったことを少し書きましょうか。

或る生徒、自分の好きな曲ということで「Build The Dream」がやりたいと言って楽譜をダウンロードしました。私はこの曲を知りませんが、最初のページを素敵に弾いてきました。でも2ページめから左手がだいぶ難しくてなかなか譜読みが進みません。そこで、私もその曲をi Padで見ながら、離れたピアノで弾き示します。指づかいを考えながら伝え、1小節ずつオウム返しに弾かせます。そこで3回くらい弾いて2ページめの左手を通して弾きました。「音名を言いながら練習すると早いわよ。先生は今3回くらい弾いたらだいたい覚えちゃったから通して弾けたけど、だいぶ難しいから音名を覚えるまで何回も弾かなきゃね。」と言うと、はっとしたように弾き始めました。弾き終るとこちらがなにも言わなくても、またもう1回、もう1回と弾こうとします。私も3回で覚えちゃおう、と。生徒ちゃんの負けん気を、一気にくすぐりました。そう、練習回数より、集中力です!(^^)!!!v☆

 

 

ベートーヴェンを持ってきた社会人生徒さん。きょうは「月光ソナタ」の第1楽章。まずまずよかったですが、「私こういったゆっくりの曲ではものすごく緊張するというか、ミスしないようにと集中しすぎて疲れるんです。」とおもしろいことを言うので、「ん〜?」、もそもそと私が弾き始めます。やはり、ンだな!と確信し、提言します。「プレポジション出来ている〜、出来てないでしょ?私の指、見てみて。・・・♪♪♪・・・私はいちいち意識はしてないけど〜、ちゃんとやってるでしょ?出てくる音質が違うわよ。ゆっくりで静かな曲はプレポジに限るね。」と言いながら、速い曲もプレポジだけど、と内心ほくそ笑む私。(*^^)v「あ、そうか〜!プレポジですね。何でも集中すりゃいいってことでないですものね、プレポジに集中すればいいんだぁ。」と至極合点がいった模様。

 

あ〜、きょうもいいレッスンになったな〜、と思う次第。

 

とりあえずピアノを弾いている者には、指の使い方について時間をかけて教える、それができてくると指と手、腕とのリンクについてまた教える。リズムをとりあえず知っている者には、拍とリズムの関係を教える、拍の中でリズムがとれるようになってきたらフレーズの中で起こるビート感についてまた時間をかけて教える。曲のアゴーギクもこれらのベースがなければ表面的なものになります。またいろいろな曲が弾けるようになってきたら、曲の時代背景によってタッチの違いを教える、など、教えることにキリはありません。

 

何はともあれ、「真剣に、集中できているか」が、大切なこと。

私は初心者のまだ僅かしか曲を知らない生徒たちにも、生徒本人が真剣に取り組めているか、本人なりに、仮に練習を大幅にサボったとしても、サボったなりに工夫し、努力しているか、を見続けています。

 

「ピアノを弾く」ということは、相当の集中力が必要とされます。この集中力は、ピアノに限らず、勉強にも、仕事にも、お料理にも、何にでも生かされます。

 

私が生徒と向きあう時、いちばん大切にしていることは、こういったことかもしれません。

「音楽を大切にしなさい。」と擦りつけることは、まずありませんが。(^^♪

 

 

コロナ禍の<門下生コンサート>!

投稿日:2020-08-12

8月10日「ピアノ教室コンセールイグレック門下生コンサート2020」、無事終了しました。

 https://www.musicliaison.com/concert-y/event_detail/s/655/


振り返れば出演生徒たちの、とりわけ上級以外の曲目を決めたのは春休みに入った頃。そしてそこから段々とコロナ問題がクローズアップされて、きちんとホールで発表会が出来るのか疑問視しながらもオンライン発表会という手も考えながらの指導でした。緊急事態宣言が解除されてすぐの6月23日に知合いのピアニストの方が発表会を開催され、いろいろな感動と共にどんな配慮をされたのかをお聞きし、開催の確信を得ました。また同じころ声楽家の下垣真希さん、筧總子先生にもお考えをお聞きし、生徒発表後のミニコンサートでのソプラノ独唱タイムについても貴重なアドバイスを頂戴しました。客席では3列目以降の奇数列に座っていただくことにして、連弾では私が透明のマウスシールドをつけ、各部の真ん中で換気タイムを設け、休憩は30分と余裕をもたせ、さらに独唱タイムではお客さまにはホールの11列以降の座席に移動することなどを次々と思いつき、決めました。

 

独唱タイムの有無についてはご父兄さまにアンケートを行ない、初めはひとりでも反対の声があれば取りやめる意向でいましたが、「このコロナ禍の時期にあってこのようなひとときが与えられることを切望します。」といった声があまりにも多く、こちらがびっくり仰天して急きょ当日進行の配列を換え、生徒演奏が終わったところで集合写真撮影、その後は自由解散とし、残りたい方だけが残ってミニコンサートを鑑賞し、また教室外部の方々にも開放するというかたちを取りました。私が予定していたソロ曲目も変更、教室OGのソプラノ歌手藤原麻由子さんに正式依頼をしたのは6月半ば。私が伴奏譜を手をしたのは6月30日でした。

 

受付では、手消毒、検温、名簿記入の順にお進みいただき、舞台袖では出演前の手洗い、マスクを取りジッパー付きのビニール袋に入れて手消毒、演奏後にも再度の手消毒を徹底し、楽屋での飲食、歓談は出来るだけ控えていただき、ロビーも客席内も、静かな静かな発表会でした。

 

 

私は、当日朝10時半にホール入り。飛沫が場内に残るといけないという配慮から、ソプラノ独唱の当日リハーサルは無し。かと言ってコロナ対策のために休憩時間も長めに取ったり、こまめな換気タイムを設けたりで開演時間が早くなったので、全員が公平にリハーサルをするには中途半端ということで、調律ができてから花屋さんが到着したり、調律師さんとピアノの振り具合を確認したり、カメラマンさんが来てスタンド花の位置を確認したりなど、いろいろこなしながらですが、私が一人でリハーサルさせていただきました。

 

楽屋に戻ると、1年ぶりにお会いする影アナ担当のテノール歌手、弘中耀心(ひかる)さんとしばしヨーロッパ談議に花が咲き、おにぎりで腹ごしらえをしていたら、もう開演時間!

第1部ピアノジュニア科の年少生徒たちから、コンサートが始まりました。

門下生コンサート初出演のトップバッターも、お姉ちゃんとの連弾でとても素敵な音色で始めてくれました。第1部の生徒たちには、ひとりひとり出演前の手の消毒を見守り、演奏が終わって戻ったところにも声をかけ、また念のため手の消毒をしてもらい、客席に戻ってもらいました。第1部の終わりには私との連弾で演奏した生徒がふたり続き、その後30分間の休憩。

 

プチスイーツでコーヒーブレイクを挟み、第2部が始まりました。上級者たちの力演が続きます。セルフケアに任せてひと息つこうと思った途端、あらら・・・!ここまで出演順を間違えたり、持ち出した楽譜が違っていたりと、何かとハプニング続きもありましたが、ハタと気がついたことには、朝一番にお花屋さんが持ってきてくれたスタンド花に教室名の書かれたプレートがついてないではないですか。朝なんとなく「変だな〜。」とは思ったのですがやることが多すぎて思いつかず、気がついたのがこの第2部が開始したその時間。そこから集合写真撮影まで約1時間です。しばし迷いましたが即に電話をし、状況を話しましたら「なんとか作ってお持ちします!」そこからなんと30分でプレートが届きました。感謝に堪えません。舞台裏ではこんな事件でわさわさしていましたが何事もなかったかのように立派に第2部は終盤を迎え、あ、着替えを済ませなきゃ!ここで出演者みんなで集合写真撮影です。

 

ここまで来ると全てが終わったような気持ちで、ぽーっとします。

発表会直前のレッスンで〈魔法の練習法〉を教わり、集中して見事に仕上げてきた生徒たちがいました。彼らの集中ぶりにこころが熱くなります。片やGWのあと辺りからコロナ禍のしわ寄せで、レッスンに通えなくなった生徒さんもいました。「このまま発表会に出演するのは先生に申し訳ないので出るのをやめようかと思います。」と何度となく言われましたが、私は本人の性格と力量から「ビデオで演奏ぶりの最終チェックはするからやってみるだけやってみなさい。」と激励。その私の想いを見事に組んで相当に努力し、素晴らしい演奏を披露してくれた生徒さんもいました。感動的でした。また帰省中の遠方から飛行機に乗って、名古屋への日帰り出演をしてくれた生徒OBもいました。

それぞれに様々なドラマのある今回の出演者たちでしたが、みんな本当に心のこもった真剣な取り組みで、自分の音を集中してよく聴いている素晴らしい演奏でした。

集合写真撮影が手際よく終わり、その後のプレゼント演奏まで思ったより休憩時間が取れたので、ホッとして眠気を誘われました。自分のソロ演奏では唯一乗りきれず牽制に回った感があったかな?いちばん練習が後回しになったのも自分のソロ曲。出演生徒たちの演奏は素晴らしかったし、またこの日私が演奏した11曲のうち、生徒たちとの連弾、その後のソプラノ独唱の伴奏が上々うまくいったと思うので、よしとしようかな。まぁ、これが今の自分、ということで。また次の演奏に向けて、勉強です。((+_+))〜

 

ソプラノ独唱タイムでは、場内のお客さまには11列め以降の座席に移っていただきました。藤原麻由子さんはソプラノ専攻の音高時代に私のもとにピアノを習いに来て、とても素敵な曲をたくさんレッスンしました。愛知県芸に進み、ドイツ留学から戻ったばかり。今回のゲスト演奏でも彼女の選曲がほんとうに素敵で、短期間の集中した練習も楽しみました。ドヴォルザークの「白銀の月よ」のメロディは、未だ頭から離れません。こうして教え子が成長して帰ってきてくれるというひとときは幸せなことです。終始こまめな配慮をいただいた影アナ担当の弘中耀心さんは、豊田オペラグルッポの次回来年公演「フィガロの結婚」で藤原さんと共演するということで、お二人の今後の活躍も楽しみです。

 

細かな舞台袖のお世話をフォローしてくださった緑文化小劇場のスタッフさんたち、来場者の検温、記帳などコロナ対策でお手数をかけました受付担当のご父兄さま、そして何よりこの発表会開催を決定するにあたってアドバイスを賜りました数多くの演奏家の先生方に感謝を申し上げます。

 

たくさんの思い出深い会になりましたが、久々にステージから溢れる生の音楽に触れ、身も心もリラックスしました。やはり、空気を伝って波動を送り出す生の音楽が持つ力は素晴らしいものです。 


ピアノを学ぶ生徒たちにとっても、今回のコロナ禍での門下生コンサート出演は一生の思い出となる貴重な経験になることでしょう。4月半ばから緊急事態宣言が解除されるまでのオンラインレッスン期間も、目標を持てば前を向ける、そうして前を向いた時、自分の本当の力に気づくことができるのです。


ひと前でピアノを弾くことは楽しいけれど、厳しい面もあります。そこはよくよくわかっている私ですが、こうしてひと皮むけた生徒たち、ますます自分に強く、逞しく、懐の深いひとに成長していってもらいたいと思います。


そしてコロナ問題が一日も早く収束し、安心して音楽家たちが活動し、聴き手の皆さまが音楽の力を享受できる日が来ることを願ってやみません。




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