伊藤恭子ピアノ教室
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ブログ
年内最後の訪問
投稿日:2014-11-10
11月7日好生館緩和ケア病棟をボランティア演奏のため訪れました。今回は皆さんと一緒に歌いたいと,かねてから希望していた私の母も一緒です。14時前頃に到着して受付で,皆さんにお配りするために母が用意してきた母の手書きによる童謡3曲の歌詞カードのコピーをお願いしてボランティアスタッフの皆様や緩和ケア病棟の看護士長さんとご挨拶を交わし14時15分のひだまり喫茶(毎週金曜日の緩和ケア病棟内のロビー)開店を待ちます。誘い水(?)になるように静かにBGM的に「卒業写真」「少年時代」「野に咲く花のように」「花」をピアノで弾きました。ボランティアスタッフのみどりさんが「今日は少ないけどそろそろ始めようか?」と私と母を皆さんに紹介してくれてスタートしました。ベッドごと看護士さん達が連れてきてくださった方や車椅子の方、ご家族に付き添われ歩いてお部屋から出てきてくださった方,男性、女性半々ぐらいだったでしょうか。今回は70代前後の方が多かったと思いますが、これまで訪問した中ではとても少ない人数だったと思います。ということはつまりお具合が悪くてお部屋から出て来れない方も多いということです。曲についてのお話などを交え「見上げてごらん 夜の星を」「小さい秋」「赤とんぼ」をまずピアノだけで演奏してそれから母が皆様の前へ。「歌のおばあちゃんです。」と自己紹介をして曲のエピソードを紹介しながら皆様と会話するような形のトーク。母の歌と私の伴奏と一緒に皆様「まっかな秋」「どんぐりころころ」「ふるさと」を歌ってくださいました。歌うにつれ皆様の笑顔が増えていくのが見て取れました。幼い頃何度も歌った童謡が持つ力、歌詞があるということの力を改めて感じました。笑顔に比例してひだまり喫茶の雰囲気もどんどん良くなります。その雰囲気を見てピアノの演奏だけで用意していた「夕焼けこやけ」も皆さんとご一緒させて頂きました。その後は「北の国からのテーマ」「北の宿」「若者たち」「花は咲く」を聴いて頂きました。最後にみどりさんが「リクエストの声が上がっています。もう一度ふるさとを。」と言ってくれたので皆さんと共に「故郷」を合唱してお開きとなりました。音楽で人様のお役に立てたことが母にとっては最高に嬉しかったようでした。私も歌が持つエネルギーを再認識できましたし、ボランティアに行ったというよりも今回は思いがけず親孝行をする機会を与えて頂けたように思います。いつものように「皆様ありがとうございました!」という気持ちでいっぱいです。
本選を終え
投稿日:2014-11-10
8日(土)佐賀市文化会館大ホールにてグレンツェンピアノコンクール佐賀本選が開かれました。教室から出場した学年とコース違いの小学生3名がそれぞれ,金賞・優秀賞・準優秀賞を頂くことができました。銀賞との差が6点という見事な成績で金賞を頂けたことや,個表を見ると、きれいなレガート、左手の進行、ペダル,響きがとてもよくフレーズ感もしっかりしていて素晴らしい演奏と評されていたことが,それら全てを心がけてレッスンしていた私にとっても,まるでご褒美のように嬉しく励みに感じるものでした。あとの二人もあと1点で銅賞と優秀賞を頂ける点数だったので,悔しく思いますが,その1点が大きな違いでもあるでしょから今後もまた一緒にがんばって次回に繋げたいものです。そして3人にとって今回のことが技術的にも精神的にも成長できるきっかけとなり更にピアノと仲良しになってくれたらこれほど嬉しいことはありません。
先週 反省&懇親会を終えて
投稿日:2014-11-02
10月9日佐賀市文化会館大ホールでシニアの皆さんの発表会があり地域ごとに日頃の成果を発表する会がありました。そのとき私は実家がある佐賀市新栄地区のコーラスの伴奏として参加しました。演目は「夕焼け小焼け」と滝廉太郎の「花」年明け頃から出演者を募るなどの準備を始めたにわか合唱団だったようですが、発起人の方々の心配は無用となるほど多くの方が集まり総勢47名の混声合唱団が出来ました。合唱は初めてという方が9割以上だっようです。私が伴奏者として練習に参加するようになったのは8月からでしたが,9月10がつと回を重ねるにつれぐんぐん上達されていくのを感じました。歌詞の意味を感じ発音や発声,姿勢にも注意をはらい,皆さんお互いに高め合いつつ和やかな一体感が徐々に生まれていきました。なんと指揮者は長年ピアノレスナーとして地域の皆さんにお世話になった私の母。指揮は初めての経験で戸惑いもあったようですがスマホで検索し指揮法を学び練習したようです。コーラスの中には日頃全く音楽好きではない私の父も参加しており,この年齢になって初めて父も交えた親子で音楽に関わるという経験をしました。迎えた当日の出来映えは?ほとんどの方が大きな舞台に立つのは初めてとのことで内心心配でおりました。ところがなんの!皆さん年齢を重ねられた分、肝が座っておいででした。のびのびとした歌声,間違いなく当日の出来が一番でした。何かにチャレンジして吸収しようとする意欲や,皆で一つのものを作り上げる努力、成し遂げようとする力に年齢は関係ない。心からそう思うことができる経験となりました。新栄コーラス全員の気持ちが一つになって生まれた美しいハーモニーだったと思います。
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