レッスン楽器


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伊藤恭子ピアノ教室


ブログ

冬の到来

投稿日:2014-12-11

先週土曜日の朝はここ佐賀でも少〜しだけみぞれが降りました。今週末も冷え込みそうで,明け方の最低気温の予想が1℃となっています。12月に入りいよいよ本格的に寒くなってきました。と同時に教室でも風邪ひきさんが一気に増えています。インフルエンザこそまだ出ていないものの「高熱が出まして・・・」というご連絡がこの1週間はよく入りました。熱はないものの鼻声や咳をする子も見受けられます。予防のためにマスクをしてくる子もいます。教室でもお子様用マスクは準備しているので咳が辛そうな子には差し上げています。レッスン室は防音室なので密閉された空間でもあります。この季節はいつも以上にこまめに換気もします。ピアノの鍵盤や椅子、テーブルなどもレッスン生の入れ替わり毎に消毒スプレーを紙や布に吹き付けふくようにしています。途中鼻をかむ子もいますので,鼻をかんだティッシュが乾燥しないようレッスン室のゴミ箱は蓋付きです。教室では体調不良による急なお休みでも後日振り替えレッスンの対応をしております。ご無理はなさらず,症状がお辛いときはゆっくり休養されてくださいね。

忘れてはいけない大切なこと

投稿日:2014-11-30

「たとえお一人でも演奏を聴いてくださる方がいらっしゃるなら精一杯気持ちをこめて弾きたいと常々思っております。外はもう真っ暗な中,足をお運びいただきありがとうございます。今は雨は降っていませんでしたか?」・・・11月28日は佐賀女子短大金曜コンサートでした。3つのプログラムの最後の演奏者だった私が前に出たときにまず出た言葉です。お一人ではなかったものの今回はいつになくお客様が少ない金曜コンサートでした。「First Love」と「若者たち」をいつも以上に気持ちを音に乗せ演奏させて頂きました。静かに始まり静かに終わってしまいそうなコンサートだったのですが、終演後にあるお客様が「私は間に合わなくて最初の歌を聴けませんでした。でも大好きな曲なので聴かせてもらえないですか?」と司会者に言ってくださり,同僚の先生によるソプラノ独唱,伴奏は私にて「見上げてごらん 夜の星を」を再度演奏させて頂きました。その方に向けてのスペシャルコンサートです。歌が終わったときその女性は「この歌には思い出があります。本当にいい歌ですよね。いろいろ思い出して涙が出てきます。」と涙目で仰ってくださいました。そのお姿を見てこちらが感激しました。1対1であっても1対多勢であっても同じ姿勢で音楽を届ける大切さを改めて思うと同時に、瞬時に思い出の場所、思い出の人,それらの記憶を呼び戻す音楽の力,素晴らしさを感じました。

選曲中です

投稿日:2014-11-23

今日は勤労感謝の日ですね。有り難いことに元気で,自分の勤めを果たすべく日々勤労できていることに感謝したいと思います。現在教室では来春の教室発表会に向けて教室生の皆さんに披露してもらう曲を選んでいる最中です。この子には今回何がいいだろう?毎回発表会の曲決めには悩みます。「最近この子は波に乗ってきていてピアノに向かう気持ちも技術も上向きだから,レベル的に今より上の難しい曲でもきっとがんばれるな」「最近この子はピアノから少し気持ちが離れていそうだから難しい曲は逆効果、リズム感は本来あるから,よく知っている曲でウキウキするようなリズミカルものにしよう」「コンスタントによくがんばっていて順調に育ってきてくれているから,テクニック的には今使っている教則本ぐらいのもので,でもレガートやスタカートによる曲想の変化、ペダルも一部あって少し大人っぽいものにして自信をつけられるようにしよう」「普段の練習はなかなか気乗りしない日も多いけれど集中力はある,飲み込みも覚えも早いから速度や拍子にも変化がありスパイスが効いた感じの現代曲にしよう」などなど・・・私なりにいろいろ考えを巡らせます。難しい点は一人ひとりの個性を尊重しながらも,発表会全体のプログラムに偏りが出ないようにすることです。バッロック,古典派、ロマン派、印象派、近現代といった様々な時代の作品,そしていろいろな国の作曲家の作品,長調短調もバランスよく組んでいきます。保護者様にとってはご自分のお子様だけでなく知らない子ども達の演奏にも飽きずに楽しんでいただけるよう発表会の成功にとって選曲は重要なポイントです。 大変さもあるけれどとっても楽しい作業でもあり現在進行形で〜す!

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