ピアノ教室コンセール・イグレック♪
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ブログ
ピティナコンペ予選参加生徒による試演会
投稿日:2019-06-15
梅雨に入り、除湿器フル稼働の毎日です。
いかがお過ごしでしょうか。
きょうは、年間レッスン+アルファのイベントとして「ピティナコンペ予選参加生徒による試演会」を行ないました。
今年は、明日本番の生徒からひと月先の生徒まで、計7名の生徒がA2級〜D級まできれいに揃って、2回トライアルを含め延べ12回のエントリー。これからひと月強にわたって毎週末予選に参加する生徒がいることになるので、まとめ役としてもハードな月間となりそうです。
今日はそのうちの5名が集まり、有志生徒やご父兄様に見守られ、演奏を披露しました。
熱演のあとは、みんなでティーブレイク。お茶の後は、面白消しゴムをひとつずつ選んでもらい、「◯◯ちゃんはまだ指先に力入ってるよ〜。」「◯子ちゃんは手のひらのここのとこ、ふぅ〜!」など個別レクチャー付きプチプレゼントタイム!
何に使うかは教室生徒だけのシークレットプラクティスです!明日のコンペ会場で見られるかも?!
みんな真摯に自分の音楽と向き合ってます。普段のレッスンでは得られない貴重な教えを授けることも出来、それだけで先生には充分!
そして通過できるかもという生徒、まだちょっとね?っていう生徒、先生にはほぼほぼすべてがお見通し。でもひとつのことに真剣にがんばっている姿だけで素晴らしいと思っています。
真剣に物事に打ち込むシビアさを、しっかりと受け留めがんばれるかどうかは、生徒次第!
ラストレッスンまで丁寧に指導するから、がんばってついてきてくださいね。ファイト!(^^)/
川口成彦さんのフォルテピアノリサイタル
投稿日:2019-05-28
先の日曜日は、川口成彦FortePiano Recitalを聴きに宗次ホールに行きました。
昨秋ワルシャワでの「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」の第2次予選、ファイナル、ガラコンサート、ショパン生家コンサート、今年初めの掛川でのリサイタルに続いてこの8か月内に6回め、CDも3枚ゲット、・・・こ〜ゆ〜のをファンと言うのでしょうか〜。(笑)
ほんとうに華奢で楚々としたこの日の楽器。1820年製のウィーン式のこのグレーバーは、ショパンがワルシャワ時代に所有していたブッフホルツに類似しているということで、知られざるショパン以前の作曲家作品を挟んでショパン初期のマズルカが奏されました。
インドネシアの銀装飾のようにシャラシャラと揺らめくような繊細な音の数々。また5本のペダルはパイプオルガンのストップを操るように奏者のセンスとインスピレーションで決まるのでしょうか。この日も、Kawagucih Worldに惹きつけられるとともに、ショパンの音楽イマジネーションの繊細さに脱帽するひとときでした。またこの繊細さは、私が拠りどころとしているドビュッシー作品にも大いに繋がるところがあると思い、甚く感動しました。
私は先に述べた昨秋のワルシャワでの「ピリオド楽器コンクール」の第2次予選の初日に、隣に座った方がこの日のピリオド楽器の調律師のひとりだったことから、もの凄くラッキーなことに予選審査が終わった会場でステージ上にあった3台のピリオド楽器を試弾させてもらえたという下りは昨年10月のブログ「ワルシャワ音楽紀行」に書いた通りですが、この時の経験が私のなかで大きく、ピアノ演奏の基本のそのまた基本を再確認した思いだったのです。
そうしてモダンピアノ(皆さんが使われてる現代の制作楽器のことですが) は、いかにごまかし誤魔化しいい音が出てしまうことよ、と思ったものです。
私はその経験から、ピアノを弾くうえでの最重要なタッチについて特化し、深めていったところ、もちろん自分の演奏も確固としたものとなり、それは生徒たちにもすぐに反映し、先日の「門下生コンサート」の成功にもつながったものと思われます。テクニックについての説明はさらに楽しく、わかりやすくできるようになりました。
図らずもワルシャワでの「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」を聴いたおかげで、さまざまな学びを提供してもらっている次第です。
そしてこのコンクールで堂々第2位に輝いた、とても個性的で誠実なKawaguchi Naruhiko World、これからも応援していきたいと思います。
「門下生コンサート2019」を終えて
投稿日:2019-05-05
Happy new era “Reiwa” !
皆さま、<令和>の時代に入りましたね。これからの時代もどうか戦争のない穏やかな平和と、この豊かさのなかの文化的側面が保たれ充実していきますように。
GWも後半は快晴に恵まれ、皆さま気もちよくお過ごしのことと思います。
行楽地に出かけたり、「令和」グッズのお買いものに出掛けたりした方も多かったのではないでしょうか。
私は4/28に「門下生コンサート2019」を無事終了し、素敵な余韻のなか、芝刈りに草取り、普段あまりできずに溜まっていた部屋の整理など、ほぼ半年違いの大そうじ状態でした。(#^^#)
「門下生コンサート」では、園児の生徒や初めての発表会出演生徒の小学生から社会人のベテラン生徒まで、みんなレッスン以上の集中力で素晴らしいピアノでした。生徒たちの上達に支えられて先生冥利を感じ得た、充実のひとときを迎えることが出来ました。
(名古屋市千種文化小劇場にて)
皆の演奏後、私はプレゼント演奏としてドビュッシー作品から「こどもの領分」から4曲と「亜麻色の髪の乙女」を弾きました。生徒たちの前で弾く先生というのは面映ゆい思いというのはあるものですが、何故か今回はほぼピアニストモードでした。生徒たちがひとりとしてぶれず、清々しい気もちだった証しでしょう。
ピアノの鍵盤に触れる毎に自分の指先から音がふわっと放たれては飛んでゆくのを感じていたので、「キラキラと音が昇ってゆく感じ」「先生の演奏、とても自然で、音の粒が光り輝くようでした。素晴らしいです。」と感想をくれた生徒がいて嬉しかったです。
今回は大学受験からピアノを休会していた生徒OBが司会進行に駆けつけてくれ、持ち前のきれいな声と冷静さのおかげで、気もちよく会が進みました。
また今回初の試みとして、出演者全員が自分の演奏する曲のことを調べて簡単な曲目解説と抱負を折込んだコメントを各自で読上げました。小学生生徒たちはレッスン時に読み上げる練習もして臨み、みなその様も堂々として素敵でした。
トリで演奏した東京からの生徒OBはスクリャービンソナタ第3番を全曲という難曲を演奏しましたが、1週間前を切って誰かに譜めくりをお願いしたいということで、自分の演奏の仕上げに加えて譜読みの勉強をし、この譜めくりも超難曲という技を見事に当日リハ1回のみでやってのけた凄腕の生徒もいたりして、まったく役者揃い?の生徒たちです。(^^♪
私は舞台袖や楽屋で生徒の皆さんのやり遂げる姿を見届けるに留まりましたが、今あらためてたくさんの拍手を生徒たち全員に贈りたいと思います。
またそれぞれの次回の発表の場に向かって、真摯にピアノに向かっていってもらいたいと思います。私も<令和>の時代にあって、健康でますます充実した人生にしていきたいと思っています。新しい気持ちで、よろしくお願いいたします。
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