今村惇子ピアノ教室
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ブログ
音階難解その2
投稿日:2010-10-05
音階についての考察のつづき
バッハのインヴェンションに、推奨するインヴェンションの練習順序があります。
技術的あるいは、構成的に難しいものを後に置く。
音階は人によって弾きやすさが違うとは思うが、先だっての運指を用いて
マスターしやすい順序を考えてみた。まずハ長調をよくさらう。
美しく弾くのはハ長調が本当は一番難しいと思うが・・・。
そして次にハ短調をハ長調と同じ運指で練習する。第3第6音は、
半音下がり黒鍵ですが、ドで左右1のゆびに戻るのでわかりやすいはず。
次にハ短調の旋律短音階下降形(自然的短音階になる)から、そのままの運指で
平行調の変ホ長調を導き出す。
次は完全5度下の変イ長調(3の指からはじめてハ長調と同じ運指)
次は完全5度下の変ニ長調、変ト長調(黒鍵指使いの法則で)
そして慣れてきた頃にヘ長調を同じ法則で弾く。
ヘ長調は、ハ長調音階のドレミファソのファソから始めてシに♭をつけて弾く感じ。
左手の指使いは、54321432とレで4がきてはいけないだろうか?
変ロ長調の左手だけは、3214321とあがるべきでしょう。
次にシャープ系の長音階をさらい、最後にハノンにあるように
3度ずつ下げて、C:a:F:d:B:g:Es:c:As:f:・・・と辛抱強く仕上げていくのだ。
現在ある生徒が取り組んでいます。結果は、また近いうちに。
音階難解
投稿日:2010-09-26
音階を弾く時の指使いについての考察
突然思いつきました。
フラット系の長音階は、変ニ長調まで ド の音にフラットが付かない。
そこでまずハ長調をマスターした後、変イ長調までは、黒鍵は使うものの
ハ長調と同じ運指にするのである。すなわちドが1、ミとラを3(♭がついても)
そして次のフラットが5つの変ニ長調、6つの変ト長調、
7つの変ハ長調(はロ長調と異名同音調になるが) ・・だが、
これは、黒鍵の2つと3つの組み合わせで考える。
2つは、両手とも2,3の指で、3つの方は2,3,4の指でいつもひくのである。
そう考えれば、ずいぶんと易しく思えてきます。ハノンの指使いは、黒鍵の後
指くぐりをするようにできている。その方が、高さがあるのでスムーズである。
でもこどもにとってはどうも難解のようである。もう少し弾いて確かめてみたいと思います。
ただし♯系はニ長調からすぐにドに♯がつくのでそうはいかない・・が♯系の長音階は
ハ長調の運指のまま移調すればよいし、ロ長調からは先ほどの黒鍵の法則になる。
短調には、あてはまらないので根気よくさらうしかないのか・・?
一度覚えれば忘れないで弾けるので、みなさんがんばりましょう!
毎日の練習の最初に全調弾くことをおすすめします!!!
出来立てのほやほや
投稿日:2010-09-25
お願いしてあった董さん作曲の歌の編曲が出来上がり送られてきました。
今度のコンサート(11月)で歌われます。
編曲をしてくださったのは、作曲家の山本学先生。
うーーんさすがです。曲が生まれ変わったというか、
美しく成長したという感じです。
編曲というのは、元のメロディーを生かしつつさらに創作する。
まさに想像力と作曲法を熟知していなくてはできない作業です。
そしてなんといってもセンスが必要でしょう。
董さんの美しい詩と素朴なメロディー、山本先生が繊細に美しく
編曲してくださったこの三曲を演奏できますことは、とても楽しみで
幸せなことです。感謝の気持ちでいっぱいです。
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