今村惇子ピアノ教室
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ブログ
初めての音楽
投稿日:2013-07-02
歌曲の伴奏をしていると懐かしい気持ちになる。古き良き
日本の心を呼び覚ましてくれたり、実際・・・あーこの曲を
うたわれたあの歌手は今頃どうしているだろうか〜などと
想い出にふけったりする。
楽しい時間だ。
そしてまた初めての曲に会った時はことさら新しい本を
もらったように嬉しい気持ちになる。
まず題名と詩を読む。が、旋律は歌わないでおく。
伴奏譜をピアノ曲と思って好きに楽しんで弾いていく。
この和音は響きがちょっととか進行が変な感じとか
いろいろ気づきがあるが、旋律を乗っけるとまたそれが
よかったりすることもある。
次に旋律をうたいながらあわせていくと、ブレスの位置や旋律との
音のバランスがみえてくる。この作業は本を読みとくように楽しい
時間である。
大事なことは先にその音楽を聴いてしまわないことだ。
せっかく初めて会えたのだから・・・
ピアノのタッチ
投稿日:2013-06-26
タッチという言葉に表されているようにピアノはキーを叩いて
音をだす楽器ではない。鍵盤に触れることによって音を紡いでいく。
打鍵楽器とはいうが、いくら速い動き(強い音)でキーを下げたとしても
やはり叩くのではない。どうキーに触れ、音の出始めから消えるまでを
確認しながら行う耳と頭と心の作業だ。 しかし鍵盤に触れるのは指で
あるから、その動き、柔軟性、筋力は非常に大切である。
針仕事、ペンを動かす、工芸、化学の実験などなど。指先は細かい
作業が得意です。ピアノのタッチも指先を使います。 でも
堅いところで弾いて爪のおとがするのはよくない。
敏感な指のクッションのところで弾くようにする。 鋭敏な感覚でもって
キーを押し下げる速度を調節すると、いろんな強さや美しい音色を
引き出して表現することができる。
キーは、てこの原理になっているのでこちら側の端をはじくことにより
中のハンマーが打ち上げられて弦をたたくようにできている。
その動きは5倍にもなる。ピアノのキーのアクションが、ハンマーの速度を
加速するのだ。
あんまりそぅ〜っとキーを押すと音がでないのは、ハンマーがすでに
はずれてしまっているから。普通に弾いていると感じられないが、ゆっくり鍵盤を
押してみると最後のところにカクっとするところがある。トーンポイントというが
それが弦に向かって、ハンマーが打ち上げられた瞬間である。
このトーンポイントにいかなる速度で指を落とすのか。これがすべてである。
指や手が硬かったり、第一関節がぐにゃっとしてへこんでいると、このコントロールが
できなくなってしまいます。タッチしたときの鍵盤に向かう角度でその速度が変わり
指のはらで弾くとクッションがよりきいて骨とも平行になり、自覚のない速度変化が起きて
ショパンを奏するときのソフトな音色に変わるのだと思う。
手の大きさやにく付きで重力も変わってくる。
その人の持つ音の個性となる。
Mr.Lonely
投稿日:2013-06-11
Lonely, I'm Mr.Lonely,
I have nobody for my own.
I'm so lonely, I'm Mr. Lonely,
wish I had someone to call on the phone.
I'm a soldier, a lonely soldier,
Away from home through no wish of my own.
That's why I'm lonely, I'm Mr. Lonely,
I wish that I could go back home.
むかしむかし中学生の頃、深夜0時になると聴いていた
ジェット ストリーム 城達也さんのナレーションとともに
流れていたこの曲を 久しぶりに聞いた。
懐かしいだけではなくて え?この歌は反戦歌だったの?
そう思うと悲しさが一層こみあげてきました。
中学生の時の英語力でsoldierが聴き取れなかったのかと
愕然とするが今更仕方ありません。でも今また巡り合えて
よかった。
戦争がなくなり誰もがこんな思いをしない世界になってほしいです。
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