レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


ブログ

ボレット

投稿日:2015-05-07

ホルヘ・ボレットさんは、リスト弾きで知られており

私、リストはあまり聴かないのだが、このボレットさん

のCDは愛聴版です。生徒が弾くときに参考にして

もらったりしてます。とても繊細に音を紡ぐ方で

ショパンなども素晴らしい!!最近You tubeで

彼のマスタークラスのレクチャーを観ました。

教師としても本当に素晴らしい人だったのだー

とわかりました。アメリカだからかな?

ジョージ・ボレットと呼ばれています。


こんなにリストばかり弾いていやな感じとか

決めつけていたなぁと反省した次第・・・

この方のCDは必聴です。


薔薇の花に寄せて

投稿日:2015-05-05

ベランダのつるバラが満開です。

「ジャクリーヌ・デュ・プレ」という薔薇です。

そう惜しくも夭折した伝説の天才チェリスト。

28歳の時に多発性硬化症という病気を患い、

1987年、42歳で亡くなりました。私の大好きな

チェリストでたくさんの録音や録画を観ました。

その演奏は自由、豪快にチェロをうたわせる

本ものの天才の姿。

「鱒」を演奏しているDVDがある。

すごい顔ぶれ・・・だ。

パールマン、ズーカーマン、ズービン・メータ

そしてピアノがご主人だったバレンボイム。


このバラは、つるバラのためか、とても強く

そして、悲しいことにとても散りゆくのが早いのです。


好みに反する演奏家の中にバレンボイムがいます。

デュプレとのことは後から知ったので、そのため

ではありません。でも映画を観ていただければ、

彼の冷淡さがわかります・・。

高校の時にカラヤンの崇拝者のおじさまに

「私はカラヤンの音楽は嫌いだ」と申し上げたら

「わかっとらんー!!!」と大層どなられた。でも

いまだに、わたしの好みに反している。

ブログでは、これ好きあれ好きという話題より、

あれ気に入らない!というほうが

面白いのではないかと思うのだが、

不思議なことに、あまり辛辣なことを書くと、

確認ボタンを押した途端、まっしろになるという

経験を3度くらいしているのだ。こわいこわい・・

なぜかなぁ?と思うがわからない・・

その後は、思い直してその記事は書いて

いないのです。今日も消えちゃうかも・・。

そうそう、ついでながら言ってしまうと

若手のショパン弾きや、フランスのショパン弾きで

気味の悪いルバートをなさる方も好みに反します。




かたいんだなあ

投稿日:2015-05-02

ツィーグラーメソッドの代わりになるものを

探していたが良い曲集がやっと見つかった。

ツィーグラーの完全なる脱力と核(コア)をとらえて

弾く方法は、その楽譜を見ただけではわからない。

実際それを伝授していただかないと無理なのだ。

私は山田先生にメソッド本を使ってお習いしたが、

もちろん完全に理解したというわけではない。

先生もツィーグラー信者ではなくて、この本が

有効だから使っているとおっしゃっていました。

しかし大切なそれこそコアな部分において、

理解しているつもりである。

私はツィーグラー女史がこれを発見したときには、

多大な感動だったろうと想像してしまうのだ。

そのくらい素晴らしい!

わずかな期間であるが、ツィーグラーメソッドを使い、

レッスンした生徒は、中学生になってその効果が

とても表れてきている。

難しいパッセージや和音の連打のとき、そのメソッドが

非常に手を助けている。

その後、電子ピアノの生徒さんがほとんどで、

ツィーグラーメソッドはやっていなかった。

電子ピアノでは練習ができないのです。


心に思い描いた音、

ツィーグラーの言われる魂を込めた音を完全なる

脱力のもとに指先でタッチし、その発せられた音に

心からの熱望をもって聴き入り、共感、確認した後

(魂で聴くとツィーグラーは書いているが)

さらに完全なる脱力をもってその音に続けるべき音を

その強さ、音色に心からの注意をはらってしかも

自然にまかせるが如く奏でるのがピアノ演奏なのだ。

これをどうやってお教えしたらよいのだろう?

と思う。


しかしここへきてみなさん非常に手がかたい!カチコチ

これではいつまでも 表現力がつかないので、

レッスンのときだけでも、とにかく力を抜くことを

やらなければという気になりました。

そのための良い本がみつかったのでした。(*^。^*)

ブルグミュラーに入る少し前から始めます。


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