井上ピアノ教室
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ブログ
お母さんのほっこりカフェ
投稿日:2014-04-14
花吹雪の下を、真新しいランドセルを背負った一年生が通り過ぎていきます。お子さまも、元気に新学期をスタートなさったことと思います。
クラス替えなどお子さまにとって大きな環境の変化があるこの時期は、帰宅した子どもの顔色を見るまでなんとなく落ち着かない、というお母さまも多いのではないでしょうか。子育てをしていると、ほんの些細なことが気になってしまうことがありますね。どこかに同じような子どもを持つ仲間と日頃の悩みや苦労を分かち合える場があったら…「お母さんのほっこりカフェ」はそんな声から生まれました。
子どもが幸せになるためには、まず、お母さまご自身が幸せな気持ちになることが大事だと思います。 お子さまのこと、身のまわりのこと、ご自身のこと、一人で抱え込まないで、一緒に語り合ってみませんか?
4月21日(月) 10:00から12:00まで
茅ヶ崎教室にて
せまい部屋ですので、今回は、ピアノ教室の幼稚園から小学校低学年のお子さまを持つお母さまを中心に集まっていただけたらと思っています。小さなお子さまも、どうぞ気軽にお連れください。
伸びゆく力
投稿日:2014-03-17
紫陽花の枝先に、萌黄色の小さな新芽を見つけました。長く、寒い冬を耐えぬき、堅い樹皮を押し破ってやっと出てきてくれたのかと思うと、愛おしくなります。ついこの間まで棒切れのようだったこの枝のどこに、そんなエネルギーを秘めていたのでしょうか。
「這えば立て 立てば歩めの親心」と言われますが、子どもを育てる時、私は昨日よりも今日が一歩でも前進するように、と絶えず望んでいたような気がします。最初は小さな成長でもうれしかったのに、いつの間にかもっと、もっと、と欲が出てきてしまうのです。我が子のためを思ってやったつもりが、自分の思いのままに子供を動かそうとしていただけだったことに気づき、自己嫌悪に陥ったこともありました。右往左往しながら、失敗だらけの子育てでしたが、その中でいいことだなと感じたのは、
子どものありのままを受け入れ、子どもが望むことをできるだけしてあげる。
ということでした。そんなことをして甘やかしていたら、わがままな人間になってしまう、と心配する人がいます。でも、甘やかすことと、甘えさせる(かわいがる)ことは違うのです。子どもが本当に望んでいることに耳を澄まして、子どもにとって必要なことをする。そこから、安心して頼っていける心のつながりが生まれるのではないでしょか。育児書を読んでいると、その通りにいかないことばかりでため息が出ますが、「かわいがればかわいがるだけ、子どもはいい子になる」と思うと、肩の力がぬけて、少し気持ちがラクになるような気がします。
人間はどのような人でも、一人の人間として信頼され、大切にされるなら、自分の力で伸びていくことができるのかもしれません。子どもが自ら伸びゆく力を信じて、無理やり引っ張るのではなく、良き土となり、光となり、水となりたいと思います。言うが易し行うは難しですが、そのような教師になれるよう、一歩ずつ努力していきたいです。
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