8月、９月のレッスンでのお話。

中級へのレベルアップまで残すところ後4曲程の生徒さん達が、偶然にも４年生で３人横並び状態に。

同じ学校だったり、発表会で顔見知りだったりで、お互いの進度状況が気になる様子。

その中でテキストを終了するのに夢中で練習を続けたY君。

いやいや練習をやらされているのとは違いゴール目指してまっしぐらの集中力を発揮してくれました。

努力以上に強力なエンジンは夢中になって取り組むことなんだなと私もレッスンの度に感じさせてもらいました。

最後の曲目は有名曲が多く、そのテキストが終わっている今でもレッスンスタート時には暗譜でお気に入り１曲を弾いてくれるY君。

ほほえましい姿です。

そしてもう１つ素敵だなあと思ったエピソードがありました。

Y君の弟君もピアノを習っていますが、その弟君が『お兄ちゃんが中級にレベルアップしたから家族でお寿司を食べてお祝いしたの』

と教えてくれました。

ご家族でみんなでY君の頑張りを認めてあげる事、そしてその姿がしっかりと記憶されたであろう弟君にも良い事ばかりの

夢中になってくれた日々でした。

もちろん女の子２人も負けたくない！の気持ちで着実に練習を重ね、結果読譜力が上がっての中級レベルスタートとなりました。

そして子ども達が皆　進級証書や中級レベルアップのご褒美・銀メダルを純粋に喜んでくれる姿と気持ちがとても嬉しく感じた実り多きレッスン時間でした。

秋晴れの気持ち良い季節になりました。

ピアノにも心地良いカラッとしたお天気が続いています。

レッスンの合間の換気も一瞬で気持ち良い空気がレッスン室に入ってきてくれます。

コロナ対策には換気が一番！のこのご時世、今が最適な気候です。

さてさて読書をするのにも最適な毎日。

頻繁に読み返す本、今から読もうと購入した本、昔購入して今また読み返している本、、、がすぐに手に取れるよう

食卓のテーブルの端に積んであります。

そしてリビングの本棚には家族がそれぞれ購入した小説、英会話、ビジネス本、漫画とびっしり並んでいて面白そうだから

いつか読もう！と思いながらあっという間に１年が経っていたり、、。最近はスマホを見ている時間が圧倒的に増えてしまい少し反省の日々です。

音楽関係の本はレッスンで困った時、発表会前など何度も読み直す本ですが、

わが子の受験期に買った教育関係の本も、今更ながら妙に納得出来たりします。

それは子供が成人した今だから一歩引いてかみ砕けると言う事と同時に

私自身が生徒達に伝える時のヒントが必ず本の中にあるのです。

実家の親が認知症になりどう対応したらよいものか、、と悩んだ時もネット情報よりもやはり本を何冊も購入していました。

読書の素晴らしい点は

今まで私の中で分かっていたつもりの事も、本当は深く知らなかった事も、

何度も読み返すことで自分の中の引き出しが増えていくと感じられるところです。

今年はじっくりと読書の秋を満喫出来たらと思います。

宝物のほんの一部を公開です♪

生徒さん達がレッスンの時にプレゼントしてくれるお手紙や作品の数々。

今では引き出しが満杯状態に(^^)/

純粋で素直な子供達とその気持ちがとっても嬉しいです！！