レッスン楽器


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高木piano教室


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バスティン指導研究講座

投稿日:2014-02-14

前々から興味のあったこの講座。

子供の手が離れ、やっと講座に行けると思ったら転勤。帰国して問い合わせたら講座は既にスタートしていて・・・・。

やっと昨日より1年間の教材研究指導講座をスタートする事ができました。

講座はみっちり2時間強。

教材にそって模擬レッスンを取り入れながらの講義は楽しくて、興味深くて、すぐ自分のレッスンに取り入れたい内容が盛りだくさん。

指導法は生徒の数だけあり、この指導法、この教本が絶対という事はありませんが

いままでの自分の指導の核となる部分はブレていなかったのだと再認識出来たうえに

同じ教える内容にしても違ったアプローチ法があったり、レッスンを飽きさせない言葉かけと誘導を

実際に見させてもらえるのは何にも勝る時間。指導書を読んで頭で理解していたものがすんなりと自分のものになった瞬間でもありました。

講座は毎月1回。内容も毎回レベルアップしていきますが、既に次回の内容が待ち遠しい程です。

来月は少し春らしい陽気になっているのかしら〜と暖かさに思いを巡らせながら、寒い寒い風に吹かれながら帰路につきました。

初めてのレッスン

投稿日:2014-02-09

45年振りの大雪となった関東地方。

一昨日から降り続いた雪はなんと27センチの積雪となりました。

朝から部活へ行く長女のバスは運休、ダイヤは乱れ、道路はツルツルに。

私と次女は家周りの雪かきに悪戦苦闘。

男手のない我が家のあまりに進まない雪かきに、ご近所さんやお友達家族が手伝ってくれて家前はすっかり綺麗に!

困った時にいつも助けてくれるご近所さん・お友達に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

来月帰国が決まった主人と、これからは少しづつ恩返しができたらと思っています。

 

さてさて本題に。

今月は小学校1年生の YちゃんとT君のレッスンが新たにスタートしました。

Yちゃんはピアノが大好きで、お母様と初歩のテキストを独学で終わらせたとのこと。

読譜力がかなりあるので、今回使用するテキストではレベル的には少々簡単でしたが、

指の形、タッチ、レガート奏法などを習得するのにはかなり余裕をもって弾けるので正解でした。

レッスン室に入ってくるなり、ママが手作りしてくれたレッスンバックを嬉しいそうに見せてくれたYちゃん。

その照れた姿が本当に可愛らしい!

T君は学校の授業で覚えたきらきら星を上手に弾いてくれて、初歩的な音符は知っている上にレッスン中の集中力が途切れずにビックリ。

これからは読譜力のアップと指の形など基本的な事をゆっくりと確実に習得していきたいところです。

T君の集中力に期待大です!

2人共レッスン時の短い私との連弾をとても楽しそうに目をキラキラさせてと弾いていたのが印象的。

まだ始まったばかりのレッスンですが、これからの成長がたのしみです。

 

 

 

 

 

ブルクミュラー没後140年

投稿日:2014-01-21

先週の新聞記事より。

今年はブルクミュラー没後140年にあたる年。この子供用練習曲集が今色々な分野の方々に再評価されているとの記事が目に留まり、

思わず切り取りスクラップブックに追加。

私の生徒さん達もバイエル終了レベルになると必ず使用する曲集でもあり、

自分自身が子供のころにピアノ曲の美しさを味わった初めての曲集がまさにこれでした!

バラード、舟歌、別れ、きれいな流れ、天使の声、アヴェ・マリア・・・・・。

 

現在週2日教えに行っているピアノ教室の発表会が3月下旬にあります。

出演する生徒さんの中にもブルクミュラーの曲を弾く子が2人います。しかもどちらも小学校3年生の男の子。

偶然です。

M君は自らこの曲を弾きたいとお家にあった楽譜をもってきた頑張りやさん。

S君とは選曲の過程で何度も話し合って、綺麗な曲が弾きたいとの彼の好みにぴったりきたのが

ブルクミュラーの2曲でした。

レッスンを重ねる事メロディーラインをとても音楽的に綺麗に弾けてきている2人。

テクニック的には和音の跳躍やリズムの取り方、16分音符の早いパッセージが確実に弾きこなせれば

理想的な仕上がりになりそう。

音楽評論家・宇野さんのお言葉を新聞記事そのままお借りすれば

「ここまでシンプルを究めつつ、高級な芸術の味わいを感じさせる音楽はない」

がブルクミュラーの曲集を一番良く表現している言葉なのではと共感しきり。

また今回発表会の練習を始めるにあたり、M君のお母様にブルクミュラーの新品の楽譜をお渡しした折、

「とても懐かしいです。ページをめくる度にメロディーがよみがえってきます」

と嬉しそうにおっしゃたのが、この曲集がピアノを習われてきた方々の美しい思い出に寄り添っているのだと実感した出来た瞬間でもありました。

記事は「ブルクミュラー=子供向け」というイメージを払い、ピアノの教育現場に新たな風を吹かせたいと結んでいます。

今日は一人でも多くの生徒さんとこの大好きな曲集を楽しんで弾いていけたらなと、改めて考えさせられた新聞記事のお話しでした。

 

 

 

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