今村惇子ピアノ教室
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ブログ
マリヤ・グリンベルク
投稿日:2014-03-15
随分と昔になるが、ふと山野楽器店である女性の
ベートーヴェンソナタ全集をセールのかごで見つけて購入した。
しばらくそのまま聴かずにいたのだが、受験生がベートーヴェンを
弾く時に、いろいろ参考に聴いてみようと思い、このCDを開けた。
これはいいぞ!え?ほんとに・・すごいなあ。と感激したことを
覚えている。マリヤ・グリンベルクは1908年生まれのロシアの
ピアニストで、ソ連時代にユダヤ人敵視のために弾圧を受けた。
夫と父親を人民の敵とされ処刑。マリヤ自身も思うように演奏活動は
できなかった。その後再び注目されモスクワや海外でも活躍した。
60歳を超えた1970年にこのベートーヴェンは録音されて、
「ソ連のピアニストによる最初のベートーヴェンのピアノソナタ全集」
として売り出されたらしい。
感情にながされたり、感覚的ではなく、非常に理知的に音楽を構築して
いる。しかしその情熱は熱くこちらに訴えかけてくるものだ。
グリンベルクの交響的練習曲が秀逸!ポリフォニーの流れの美しさ
は、女性とは思えない。・・・と女性を差別するようだが
女流ピアニストのポリフォニーの扱いが極致的に美しい場合は少ない。
グリンベルクは、シューマンの交響的練習曲の最後からひとつ前の曲
私が大好きなのだが・・その立体感や音色の違いをあますところなく表現している。
ほんとにすばらしい!!
今月19日にシフの演奏会がありいつも聴いているバッハではなく、ロマン派の
メンデルスゾーンとシューマンを聴くことができる。とても楽しみだ。
厳格な変奏曲、そして交響的練習曲。大曲が並ぶ。
もう楽しみ過ぎてどうかなりそう。
ソルフェージュクラス募集中
投稿日:2014-03-04
3月に入り、ソルフェージュクラスの募集を始めました。
4歳から6歳までの音楽の大好きなお友達
どうぞご一緒に楽しくピアノを弾いたり歌ったりしましょう。
平日の3時から5時までの間の1時間のレッスンです。
♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ヽ(^o^)丿
コンパラート
投稿日:2014-03-04
熱をおして出掛けたオペラは、夕鶴とオリー伯爵
夕鶴はTomoが何度も出演させていただいたオペラで
音楽がとてもすばらしい!と思う。
言葉も聴き取りやすいように作曲されているので、オペラを
日本語に置き換えて上演するものより日本語がすーーと
はいってくる。じぃ〜やに着せるふとぬーのーと聞こえただけで
懐かしさも相まって、もーう涙腺がゆるんでくる。
ソリストみなさん素晴らしかった。ただ舞台が大きすぎるのか
美術がシンプルすぎたのか、求心力にすこしかけていたように思った。
Tomoがお世話になったときの鈴木先生の演出がすばらしく、本当に
恐かったけれどやっぱりさすがだなぁと今になって思います。
鈴木敬介先生は2011年にご逝去なさいました。
オリー伯爵は、シラグーザを聴きに行ったという感じ。つるつるのおじさんに
向かっていうのもなんだが、ほんとにチャーミング (^v^)V
声は明るく伸びやかすぎて、まわりと少々違和感があるくらいすばらしい!
フローレスのDVDの演出より、品があってとてもよかったなあ。。
先週の日曜日は、オペラシティでソプラノのテオドッシュウを聴いた。
舞台では遠くてなかなか見えないが、客席に下りてきてくださったので
そのギリシャ彫刻のような美しいお顔と、あごからのど、胸にかけて
よく拝見できたので、Tomoは大満足のようでした。
響きすぎるホールのように思いましたが、だんだんと慣れてきて、強い歌声と
繊細なピアニシモに酔いしれました・・・もう大変にお疲れだと思うのに
4曲もアンコールを歌ってくれました。最後も何回も出てきてくださり、
深々とおじぎをなさり、それは祈りのようでした。ほんとにいい方だー。
歌声だけではなく、そのお人柄や心まで存分にいただいた公演。
あまり今まで感じたことがないような終演のひとときでした。日本の
歌い手さんだと、歌っている時も歌い終わった時もどうだー
という感じがするのだが・・。
でも必死さがそう感じさせるのかもしれないなぁ?
東京プロムジカはいい人をプロデュースしています。
テオドッシュウのチラシをTomoに見せたら「いきたかったのだー」と
叫んだので即座にチケット購入した。
今後のアルベロやランカトーレは学生向けのガレリア席を申し込むと
言っている。助かります・・・
3月18日はイタリアのMezzoマリーナ・コンパラートです。吉祥寺が完売で
ヤマハホールの追加分が手に入りました。ピアノの斎藤さんが苦手だし
新しいヤマハホールも見たいから、追加公演があって良かったぁ!!
朝岡さんありがとう。でもあんまりしゃべりすぎるとやだな。心配・・・
美しい歌声とおしゃれな舞台を期待しています。
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