高木piano教室
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ブログ
ブルクミュラー没後140年
投稿日:2014-01-21
先週の新聞記事より。
今年はブルクミュラー没後140年にあたる年。この子供用練習曲集が今色々な分野の方々に再評価されているとの記事が目に留まり、
思わず切り取りスクラップブックに追加。
私の生徒さん達もバイエル終了レベルになると必ず使用する曲集でもあり、
自分自身が子供のころにピアノ曲の美しさを味わった初めての曲集がまさにこれでした!
バラード、舟歌、別れ、きれいな流れ、天使の声、アヴェ・マリア・・・・・。
現在週2日教えに行っているピアノ教室の発表会が3月下旬にあります。
出演する生徒さんの中にもブルクミュラーの曲を弾く子が2人います。しかもどちらも小学校3年生の男の子。
偶然です。
M君は自らこの曲を弾きたいとお家にあった楽譜をもってきた頑張りやさん。
S君とは選曲の過程で何度も話し合って、綺麗な曲が弾きたいとの彼の好みにぴったりきたのが
ブルクミュラーの2曲でした。
レッスンを重ねる事メロディーラインをとても音楽的に綺麗に弾けてきている2人。
テクニック的には和音の跳躍やリズムの取り方、16分音符の早いパッセージが確実に弾きこなせれば
理想的な仕上がりになりそう。
音楽評論家・宇野さんのお言葉を新聞記事そのままお借りすれば
「ここまでシンプルを究めつつ、高級な芸術の味わいを感じさせる音楽はない」
がブルクミュラーの曲集を一番良く表現している言葉なのではと共感しきり。
また今回発表会の練習を始めるにあたり、M君のお母様にブルクミュラーの新品の楽譜をお渡しした折、
「とても懐かしいです。ページをめくる度にメロディーがよみがえってきます」
と嬉しそうにおっしゃたのが、この曲集がピアノを習われてきた方々の美しい思い出に寄り添っているのだと実感した出来た瞬間でもありました。
記事は「ブルクミュラー=子供向け」というイメージを払い、ピアノの教育現場に新たな風を吹かせたいと結んでいます。
今日は一人でも多くの生徒さんとこの大好きな曲集を楽しんで弾いていけたらなと、改めて考えさせられた新聞記事のお話しでした。
あけましておめでとうございます
投稿日:2014-01-13
2014年も穏やかに迎えることが出来ました。
新年最初のレッスンでは風邪でお休みする生徒さんもなく、お正月にあった出来事を一生懸命お話ししてくれる姿に
とーっても癒されました〜。
中には帰省先にピアノがなく、今日のレッスンまで一回もピアノを練習できませんでした・・・・と沈んだ表情で来た生徒さんも。
まずはゆっくりと弾き始め脳と指の動きを繋げる感覚を思い出させて、左右別々で弾く、弾けない箇所の反復練習を終えるころには感覚を取り戻したようでした。
心配でレッスンを聴いていたお母様もこれで来週からは大丈夫そうです、と笑顔で帰っていかれて一安心。ホッ
もしお正月明けに試験や本番があるときは元旦から普段通り練習しなくてはなりません。
素晴らしい演奏の裏には地道な努力が必ずあるもの。
去年11月にお友達の娘さんが出演する全日本高等学校吹奏楽大会を横浜みなとみらいホールへ聴きに行ったときのお話。
私自身中学時代に吹奏楽部に所属していましたが、何十年振りに聴いた現代の高校生のレベルの高さにただただ圧倒されるばかりでした。
選曲、構成、一人一人の演奏技術の高さなど、素晴らしい演奏の連続。
いまどきの子は緊張しないのかしら?こんな大ホールなのに?と聴きながら何度も思ったのですが超難曲もなんのその!
のびのびと皆楽しそうに演奏していました。
きっと今日までにはどれ程の地道で大変な練習があったのかなと、改めて日々の積み重ねの大切さを体感出来た演奏会でした。
またお友達の娘さんの高校は見事グランプリ受賞!と幸せな締めくくりとなりました。
今年も音楽を通じて沢山の事を感じて考えて、伝えていけたらなと思います。
レッスンも頑張るぞ〜!(^^)!
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