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《第4回ノアンフェスティバルショパンインジャパンコンクール》に参加して

投稿日:2023-05-02

4月28日から30日にかけて東京日比谷のベヒシュタインセントラムで行なわれた《第4回ノアンフェスティバルショパンインジャパンコンクール》に参加し、特別賞「ノアンパスポート賞」をいただきました。

 

 

 

私の出演はNo.15、次の動画3:36:20〜、演奏曲目はショパンワルツ第7番、24のプレリュードより第6番、第23番、エオリアンハープ、ノクターン第2番 (ショパンのオリジナルヴァリアントによる)です。

https://www.youtube.com/live/-nF6CqJ2zTE?feature=share

(コンクール事務局による動画公開)

 

 

(審査委員長イヴ・アンリ氏と。)

 

今回のことにつきましては、「たゆまぬ努力、日々精進され、研究される向上心の賜もの。」と同年代の友人やひと回りほど若いピアノの先生方には少しく刺激になったと喜んでいただきました。私自身はピアニストの青柳いづみこさん、高橋アキさん、そして高校時代からお世話になった 小林仁先生などたくさんの尊敬する諸先輩方から「素晴らしい。音楽は一生の勉強。年齢に関係なく、今できることに集中して。」などのお言葉やご感想をいただき、すごく嬉しかったです。

 

コンクールのことを東京で或る方からお話伺ったのが、予選申し込み期限の12日前。たまたま東京で タカギクラヴィアの1843年製プレイエルを借りて課題曲に相当するワルツとノクターンを録画していたのが締切10日前で、予選のビデオ審査にはそれを送り、本選出場が決まってから4月の本番までのほぼ3ヶ月の間は、猛烈に勉強し、自分の音楽を模索しました。

 

一昨年から小倉貴久子氏にフォルテピアノを、また昨夏から第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位の川口成彦氏にみていただく機会に恵まれた私、フォルテピアノからモダンピアノまでの幅広い時間軸のなかでモダンピアノを捉え直すことで新たに見えてくるさまざまなポイントがありました。

 

今回の経験で自分の音楽と真剣に向き合い、高次元のショパン像を理解することができ、今は無事終わったことすべてに感謝しています。ありがとうございます。

 

 

 (受賞者の皆さま、審査員の先生方と。)

 

新しい観点で演奏する喜びを若きピアノ学習者にも伝えてゆきたく、これからもいろいろなかたちで演奏をお届けしてまいります。

 

今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

         

              黒田 ゆか

 

 

 

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