ピアノ教室コンセール・イグレック♪
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暑中お見舞い申しあげます
投稿日:2015-08-05
暑い毎日ですね。
週明け久しぶりにソロ曲を弾いてみて・・・、週末の日帰り温泉も、美味しいランチも、巨匠アーティストのDVD鑑賞もよかったですが、これが何よりのリラックス!すこし気分が落ちつきました。
先月30日に、台湾の若手チェリストと名フィルのコントラバシストとのトリオ、終えました。
27日に文字通り一遍通りだけのスルー・リハ。その後本番前日に2時間ほどのリハを持ちながら、いやいちばん近い国とはいえ来日演奏家との限られた時間のなかで、低音弦楽器のふたりの音に障らないような音色つくりを気にかけ、アイディアを練ることに。
演奏では単に音の強弱だけでなく、いかに抑揚あるふくよかな音色の変化と響きをつくるかが重要と私は考えているし、また音楽のどこを読むかは年の功という一面だってあるでしょう。
わずか4日間の即席アンサンブル。結局はトリオといえども各楽器のソロ経験の多寡が浮彫りにされた形だったといえよう。
耳がなければ、音はつくれない。
チェロを嗜むという、ピアノの生徒ご父兄が時間をつくってお出かけくださり、感想を寄せてくださった。引用しよう。
『ゆか先生、昨夜はありがとうございました。
“日台交流音楽会”、とても素敵なコンサートで、あの時間を共有できたのはとても幸運でした。前半のコントラバスとチェロの二重奏は一音一音どんどん音が冴えていくようで、いぶし銀の二本の糸が徐々に絡まって1本の組み紐になる・・・そんな様子が目に見えるような演奏でした。
後半で弦にピアノが加わると、ゆか先生の音は金の糸のようで、さらに華やかに。サン・サーンス「白鳥」(チェロ&ピアノ)の、水のきらめきが余韻となって今も残っています。
チェロ奏者、呂超倫様のソロ版のCDがありましたらご紹介下さい。』
これまでパブロ・カザルスアカデミー・コンサートでの弦楽トリオや名フィルメンバーとの木管五重奏、木管トリオなどの経験はあったが、低音弦のコントラバス、チェロとピアノという組み合わせ自体がめずらしく、もちろん初めての経験。 弦楽器のまろやかな響きの特質に加えて、低音弦の静かな歌声を生かせる音色づくりに神経を使い、尽力したつもり。
終演後会場で、うっとりとした顔つきのたくさんのお客さまから「ほんとうに美しいピアノの音でした。」と声をかけられ、「まぁ、よかったのかな。」という感じです。ありがとうございました。
(終演後サイン会にて)
さぁ、土曜日は東京の友人からのリクエストで、メナヘム・プレスラーのリサイタルチケットを買いに長久手文化の家へ。
9時発売のところ、カーナビの距離優先で8:33着。暑っ!(‘ω’)ノ
行列の3番手。・・・おかげで、ぴたり「ここぞ!」と思っていた座席を GET !
若い音楽家たちとの仕事がはねたばかりで、ボザール・トリオでならした老巧91歳のプレスラーの人間味溢れる音に触れる瞬間をイメージするだけで、もうにっこりの私です。(^^♪
またきょうは、(友人が受講したり、聴講したりで)あまりに巷がキャーキャー騒いでいる(?)ので、下記の室内楽レッスンの聴講に行ってきました。
レッスン内容は愉しい雰囲気で、私の目からはすこ〜し緩い気もいたしましたが、ヨーロッパ生粋の発音の弦楽が聴けて、気もちよかった。
とりわけチェリスト、ヴェントゥーラ氏の音楽はよかったです。
さて、そろそろ秋、冬にむけて、気分一新です!
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