ピアノ教室コンセール・イグレック♪
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7月ですね!
投稿日:2015-07-05
7月に入り、いよいよ梅雨っていう感じになってきました。
この頃<15分でもいいからウォーキング>を続けていますが、何だか気もちわるいナと思ったら2日も歩いていないことに気づき、きょうはお気に入りのコースを歩いてきました。土日解放される近くの里山そばの湿地帯広場で、ハッチョートンボとシオカラトンボをみつけました。ルンルン!(^^)/
ことしは4月からひと月ペースで演奏の機会をいただいているおかげで、潤った時間を送っています。
コンサートでは往々にして予期せぬ事態がおこるものですし、自主以外では想定外のことも起これば、イメージ違いといったこともありますが、何よりコンサートセッティングをしていただき、ひとを集めていただき、演奏ができる喜びは掛けがえのないものです。そうして機会を与えられるごとに自分のピアノに集中し、作曲家のメッセージに耳を澄ませ、演奏を深めてゆけることこそ、なによりの喜びです。
5月の公正書士親睦会コンサートでは好きな曲を自由に選曲させていただき、ラモーの技法にシツコク?こだわり、研究を掘下げることが出来ました。
ドビュッシー「映像第1集」を入れたプログラムで、と依頼された先月末のスタジオ・ハルでのソロコンサートでは、このときの勉強のおかげで(ラモーはドビュッシーとつながる要素が多い!)自分の音をしかと掴むことが出来、ベーゼンドルファーという素敵な楽器とともに、久しぶりに私自身がフランス・ピアニズムに触れる思いでした。
お寄せくださった感想から、紹介します。
「≪音楽の印象派≫のピアノ演奏を聴きに行ってきました。
どの曲もとっても素敵でした(*^^*)
特にサティの金の粉とても素敵な曲で繊細でダイナミックの和音と音色が私の心を揺さぶりました。
ピアノは、ホント「楽器の王様」だと思いました。
先生の<心の生演奏>がじっくり聴けて、幸せ時間でした。」
「日曜日は素敵なコンサートをありがとうございました。
あの天井の高いホールで、先生の美しいピアノの音色を聴いていると、非日常を味わえてとても贅沢な気分になりました。
『印象派の音楽』って正直よくわからない難しい印象を持っていたのですが、なんとも心地よく体にはいっていって、また聴いてみたくなりました。
先生の多彩な音色、素晴らしかったです。子どもたちの耳にもきっとその美しさは届いていることでしょう。
12月も楽しみにしています。」
「28日は、とても素敵な演奏をありがとうございました。
最初の音が響いた瞬間、比喩ではなく本当に鳥肌が立ちました。
あんなにまろやかな、柔らかいのに力強い音は、今までどこの大ホールでも聴いたことがありません。
家に帰ってから、あの音をどういうふうに形容したらしっくりくるのか、なんて考えていました。最初は、熟成されたウイスキーとか、ブランデー?のような感じかな、と思ったのですが、なーんかちょっと違うような。・・・それで考えた結果≪貴腐ワインみたい≫という結論に達しました。色は、深い金色。それこそウイスキーの琥珀色よりは明るい。でもまったりとしたコクのある色。蜂蜜色、というのが近い感じです。味のイメージも同じく。甘いけど、甘さだけじゃなくて力強さがある。こっくりとした重みで、舌がジーンとしびれるような。で、鼻腔にほんのり余韻が残るわけです。その余韻をずっと楽しんでいたいのだけど、もう一口、さらに一口とどんどん進んで行ってしまう。・・・で、幸せでいっぱいいっぱいになってしまうのです。
さらに不思議なことに、音に実体はないはずなのに、なぜか柔らかな手触りを感じました。≪触覚的な音≫・・・ってあるのですね。
本当に夢心地なひとときでした。ありがとうございます。」
楽しく素敵な感想、ほかにもたくさんいただきましたが、私自身は「音」の妙味をさらに多角的に考える機会を持つにつながり、またここ6,7年の勉強期間の成果で譜面の読みも表現も充実してきましたがさらにもう一つ音楽を読み解く重要な鍵が見つかり、ピアノを弾いているのが楽しくてたまらなくなってきました。そして今後、よりピアニスティックと感じる作品を吟味して手がけていきたいと思っています。
さて先週の火曜日に、台湾のラジオ放送で「米多里(midori)・名古屋国際交流コンサート」の紹介があり、名フィルコントラバス奏者井上裕介氏と私のピアノで「プーランク:愛の小径」の演奏が流れました。演奏は、4月に天白文化小劇場で行われた<ピアノ教室・コンセール・イグレック門下生コンサート・第3部ミニコンサート>でのもので、youtubeに全編アップされましたので、ご紹介します。中国語の30分番組ですが、10分48秒から演奏が始まりますので、ぜひお聴きになってみてください!
https://www.youtube.com/watch?v=Kpw0dlJ1m4I
この井上裕介氏のコントラバスと、今月下旬に来日する台湾の実力派チェリスト呂超倫氏と私のピアノとで、7月30日19:30〜熱田文化小劇場でコンサートがあります。前半はチェロとコントラバスのデュオ、後半はチェロ&ピアノ、コントラバス&ピアノ、チェロ&コントラバス&ピアノによるトリオで多彩なプログラムです。詳しくはこのホームページ上欄の「イベント欄」をクリックしてみてください。
こうしたアンサンブルはソロにはない楽しみがあります。ご興味のある方々、どうぞ会場でお目にかかりましょう。
私にはの練習合間の<15分でもいいからウォーキング>とプチ・ヨガは、必須アイテムのようです。(*^^)v
皆さま、どうぞ、爽やかな梅雨シーズンをおすごしください。
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