アマービレ音楽教室
- 連絡するページへ
- この先生に連絡する
イベント
- お子様の発表会
- 2009年11月29日(日)
まつもと市民芸術館
今回の会場、まつもと市民芸術館は、初めて利用する会場でした。そのため、会場との打ち合わせの段階でも少し心配な部分もあったり、何度も利用している松本市音楽文化ホールとは使い勝手が違うところもありました。会場は全体的に暗めで、照明を付けても、他のホールと比べると暗かったのですが、かえって落ち着いた感じになり、会場の雰囲気は良かったと思います。
大きなホールでの発表会の会場としてこれまでに何度も利用している音楽文化ホールでは、演奏する生徒さんは、お客様が見えるところでステージに上がって、演奏が終わると降りていくのですが、市民芸術館では、舞台袖のお客様から見えないところから舞台に出ていくため、誘導がうまくいくか心配でした。
初めて発表会に出るお子様と連弾のお子様は、リハーサルを行いましたので、リハーサルで説明を行いました。リハーサルを行わなかったお子様も、他の生徒さんの様子を見てスムーズにできました。
これまでの発表会は演奏だけだったのですが、今回は、第二部の演奏が始まる前に、子供の発表会では初めて、ゲストとして「お話の会かたつむり」の皆さんに出演していただきました。お話やパネルシアターなど、色々な出し物があり、ご家族の方にも好評でした。第二部で演奏する生徒さんも、表情がやわらかくなり、とてもなごんでいる様子が感じられました。緊張した中でも、気持ちがなごむ場面があるのは良かったと思います。これからも、機会があれば出演していただければ嬉しく思います。
生徒さんの演奏については、何回も発表会に出ている生徒さんは、去年より1段階高い曲に挑戦しました。発表会間際にならないとエンジンがかからない生徒さんもいましたが、お子様の素晴らしいところは、ラストスパートがきくということです。発表会はいい緊張感があって、普段崩れてしまいがちな細かい指の動きもきれいにできていた生徒さんが多かったです。暗譜も心配な生徒さんもいましたが、直前のラストスパートで頑張って、どの生徒さんも素晴らしい演奏ができました。
今回は、2名の方に親子連弾をお願いしました。恒例のご父兄のベル演奏にもいつもご協力していただいて、大変ありがたく感じています。
お母様との連弾をした生徒さんは2人とも、「お母さんと一緒に弾ける」ということで、レッスン中も、連弾の曲は楽しそうに、飽きることなく練習していました。小さなお子様は、長い間同じ曲を練習していると飽きてしまうことが多いのですが、連弾の曲は、自宅でもレッスンの中でも、楽しく練習できていたと思います。
生徒さんの頑張りももちろんですが、ご父兄の方々のご協力があって発表会が成立していると感じます。これからも生徒さん、ご父兄、講師のトライアングルで、上手に連携していけたら素晴らしいと思います。
- 講師演奏
ノクターン 第2番 変ホ長調OP.9-2、第16番 変ホ長調OP.55-2 (ショパン)