アマービレ音楽教室
- 連絡するページへ
- この先生に連絡する
イベント
- 大人のミニ発表会
- 2008年03月02日(日)
ホワイト・トーク・ハウス
大人のミニ発表会は、今回初めて行いました。
2年前までは、発表会を1年に1回開催していましたが、昨年から2〜3ヶ月間を空けるようになりました。この期間については、生徒さんによって感じ方は色々で、「これくらいあいていた方がいい」と言ってくださる方もいらっしゃれば、間が長すぎると感じる方もいらっしゃるようです。発表会当日にどうしても都合がつかず、参加できなかった生徒さんにとっては、発表会の間がとても長いものになってしまいます。
次の発表会までの途中で1回、通常の発表会とは違って、気楽な感じで発表できる場があれば・・ということで、今年から始めてみました。参加してくださった生徒さんが予想以上に多く、よかったと思います。前回の発表会に参加できなかった生徒さんにも参加していただくことができました。
通常の発表会のように、しっかりプログラムを作ってというようなこともしませんでした。その方が、「気楽な感じで」というミニ発表会にあっていると思ったからです。生徒さん達は、自分の発表のときはやはり緊張はあるのですが、それでも全体的に見て、通常の発表会よりも緊張も少なかったように感じられました。
今回は、曲の紹介も演奏する生徒さん本人にお願いしました。曲紹介のアナウンスがあって出るよりも、自分で声を出して曲の紹介をすることで緊張がほぐれたという方もいらっしゃるでしょうし、通常の発表会とまた違う雰囲気で、とても感じがよいミニ発表会になったのではと思います。
ミニ発表会の前までは、「まだ発表できる感じにはなっていないので、今回は・・」という生徒さんもいらっしゃいましたが、「会場に来てみて、弾きたくなったら弾いてみてください」ということで参加していただいたりもしました。実際には、当日は参加された生徒さん全員が演奏してくださいました。
喫茶店を貸切で借りて、お茶やケーキをいただきながら皆さんの発表を聞いていただきました。お店のケーキの他、生徒さんがケーキを作ってきてくださったりして、色々なケーキをいただくことができ、皆さんに喜んでいただけたと思います。
今回は、内容についても特に計画をたてたりはしなかったのですが、いつも発表会で行っているベル演奏は、今回もしたいと思いました。このことは、生徒さんには全くお話せず、当日ぶっつけ本番で演奏していただきました。にも関わらず、上手に演奏してくださいました。素晴らしかったです。
普段のレッスンはマンツーマンの個人レッスンになりますので、発表会のように生徒さんが集まるときには、ベル演奏や歌のように、みんなで一緒にできることを行うようにしています。生徒さん同士の連帯感にもつながると思いますので、今後も続けていきたいと思います。ただ、今回は歌の方は、あまり皆さんがご存知ではない歌だったので、今後は、皆さんがよく知っている歌もおりまぜて、みんなで歌えるように考えていきたいと思います。
今回が初めての発表会という生徒さんもいらっしゃいました。「心臓が飛び出るくらい緊張したけど、何とか自分の思いのとおりに弾けてよかった。他の人の演奏も聞けて、ためになった。」という嬉しい感想をいただきました。
ピアノは、持ち運びができないというのが、他の楽器と違うところです。自分のお気に入りのピアノを会場に持っていくことはできません。ですから、色々な場所の色々なピアノに触れて、慣れたり、場所の雰囲気に慣れたりといった経験も重ねていっていただければと思います。また、人前での発表は、回数を重ねるごとに緊張が少なくなっていくと思います。そして、それぞれの生徒さんがピアノを楽しみ、その演奏を認め合い、励ましあうよい機会として、通常の発表会の途中のミニ発表会は、今後も実施していきたいと思います。